Courrier Japon
またもロシア兵の残虐性が明らかに
「殺される直前にレイプ」されていたウクライナ女性たち 遺体から証拠が採取される
集団墓地から回収された遺体を運ぶ検視官チーム Photo: REUTERS/Volodymyr Petrov
ガーディアン(英国)
Text by Lorenzo Tondo and Isobel Koshiw
背中に6発を超える銃弾
ウクライナではロシア軍撤退後のキーウ(キエフ)北郊で見つかった集団墓地から回収された遺体の検視が進んでいる。そうしたなか、女性たちの遺体からロシア兵に殺害される前にレイプされていた証拠が見つかっているという。
「銃殺される前にレイプされていたことを示す遺体が何体かあります」と、ウクライナ人法医学者のウラジスラフ・ペロフスキーは言う。彼のチームは、ロシア軍が約1ヵ月にわたり支配していたブチャやイルピン、ボロジャンカで検視解剖を行っている。
「まだ検視すべき遺体が何百体とあり、データを集めている途中なので詳細は明かすことはできませんが」と言うペロフスキーによれば、背中に6発を超える銃弾を受けて殺害されていた女性が何人もいたという
彼のチームは1日に約15体を検視しており、その多くがバラバラに切断されるなど損傷が著しいと話す。
「焼かれた遺体、外見がひどく損なわれた遺体がたくさんあり、身元を特定するのが不可能なほどです。顔が粉々に砕かれた遺体など、もう復元は無理です。頭部が切断されているものもありますし
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