マリウポリで新たに200人の遺体発見 ロシア国防相「任務完了まで軍事作戦継続」

 

 

ウクライナ南東部マリウポリでおよそ200人の遺体が新たに見つかったと、市の幹部が明らかにしました。 先週、ロシア側が完全に制圧したと発表した南東部マリウポリ。24日、市長顧問は攻撃で破壊された建物のがれきを撤去していた際、地下室からおよそ200人の遺体が見つかったと明らかにしました。 最も激しい戦闘が続いたマリウポリですが、AP通信によりますと、市内にはおよそ10万人の住民が残り、その多くが食料や水などが不足した状態にあるということです。 軍事侵攻から3か月となった24日、ロシア国防省は東部ドネツク州でウクライナ軍の拠点など40か所以上をミサイルで攻撃したと発表しています。 ロシア ショイグ国防相 「ウクライナの政権への大規模な西側の支援とロシアへの制裁圧力にも関わらず我々はすべての任務が完了するまで軍事作戦を続ける」 ショイグ国防相は24日、ロシアが主導する軍事同盟CSTO=集団安全保障条約機構の国防相会合でこう述べ、軍事作戦を継続すると表明しました。その上で、軍事施設のみを攻撃していると強調、民間人退避のために人道回廊を設置していると一方的に主張しています。

TBSテレビ

 

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