英外相、ウクライナの隣国モルドバに「NATO水準の武器」供与検討…ロシア侵攻に備え
【ロンドン=池田慶太】
英国のエリザベス・トラス外相は、21日付の英紙デイリー・テレグラフのインタビューで、ウクライナの隣国モルドバに「北大西洋条約機構(NATO)水準の武器」の供与を検討していると明らかにした。
トラス氏は、プーチン露大統領はウクライナの首都キーウ(キエフ)攻略に失敗した後も領土拡張の野心を放棄しておらず、モルドバにとって「安全保障上の脅威だ」との認識を示した。将来の侵攻に備え、モルドバの防衛強化策を同盟国と議論しているという。
旧ソ連構成国のモルドバは国内に親露派支配地域を抱え、ロシアが次に侵攻の標的にするのではないかと懸念されている。NATOには非加盟で、軍の兵力は約5000人にとどまる
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