W杯予選】三笘殊勲2発!日本代表カタール切符!宿敵オーストラリア破り7大会連続7度目出場

日刊スポーツ

日本対オーストラリア 後半、ゴールを決め駆けだす三笘(撮影・横山健太)

 

 

 

ワールドカップ(W杯)アジア最終予選:日本2-0オーストラリア>◇B組◇24日 

 

【シドニー=岡崎悠利】

 

サッカー日本代表(FIFAランキング23位)がアウェーでオーストラリア(同37位)に2-0で勝ち、7大会連続7度目のW杯出場を決めた。

 

 

  【別カット】W杯出場決めた!ゴールを決める三笘薫 

 

 

 

B組2位の日本は同3位のオーストラリアとの直接対決を制し、勝ち点21位で2位以内を確定させた。 8万人収容の会場は半数程度の入りで日本サポーターは1000人ほど。重圧がかかる厳しいアウェーの雰囲気の中、激しい雨も降った。日本は前半から好機をつくり、左FW南野拓実が立て続けに惜しいシュートを放ったが、ゴールバーに嫌われ得点ならず。0-0で折り返した。 後半も一進一退の攻防が続き、均衡が破れない。35分にはMF守田英正が右サイドを抜け出し、中央の南野へパスを通したが、南野のシュートは相手選手にブロックされた。 そして後半44分。後半39分から途中出場のMF三笘薫が、守田の折り返しを右足で蹴り込み、決勝点を挙げた。三笘はロスタイムにもダメ押しの2点目。最終予選を6連勝で飾った。 4カ月ぶりの代表復帰となったDF吉田麻也(サンプドリア)が国際Aマッチ114試合で長谷部誠と並び歴代6位に浮上した。3度目のW杯出場となる主将は「ホッとしています。これでもうちょっと代表でプレーできるかなと思います」。 この日は日本での中継は有料ネット配信のみで、テレビ放送はなかった。東京の中継スタジオから元代表監督の岡田武史氏から「ありがとう」と声をかけられると、吉田は目に涙を浮かべ「本当にいれしいです」と繰り返した。また、殊勲の三笘は「ゴールを決めてこい、と言われ、それができた」と胸を張った。 W杯アジア予選での過去の敵地オーストラリア戦は2分け1敗で全て失点していただけに、今回が初めての無失点勝利となった。 なおW杯カタール大会(11月21日~12月18日)の組み合わせ抽選会は4月1日(日本時間2日午前1時)にドーハで行われる。大会には32チームが参加。砂漠気候で夏場の気温が高いため、従来の夏開催でなく、過去に例がない冬開催で実施される

 

 

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