ワリエワの背後にいる〝黒幕〟をWADAバンカ会長が断罪「刑務所に行くべき」

東スポWeb

WADAのバンカ氏(ロイター)

 

 

 北京五輪のフィギュア女子でロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)をめぐるドーピング騒動で世界反ドーピング機関(WADA)のウィトルド・バンカ会長が背後にいる関係者を「スポーツの殺し屋」と表現し、断罪を求めた。

 

 

  【写真】〝顔全隠しマスク〟で取材スルーするワリエワ 

 

 

 フィギュア団体でROCを金メダルに導き、女子シングルスでも金メダル最有力候補のワリエワから禁止薬物のトリメタジジンが検出された問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が未成年であることを理由に五輪への参加を認める決定を下したことに、アスリートや関係者から不満や反発が強まっている。  欧州メディア「ユーロスポーツ」によると、取材に応じたバンカ会長は「CASの決定には非常に失望しています」とし「しかし個人的な観点とWADAの観点からは言えば、子供たちのドーピングが邪悪なこと許されないこと。子供たちにドーピングをした人たちはクリーンスポーツの殺人者だと思っています」と語ったという。  さらにWADAは今回のワリエワ問題について徹底調査を行っていく方針を改めて表明。同メディアはバンカ会長が「未成年者にパフォーマンス向上薬を提供したことが判明した医師、コーチ、スタッフは生涯資格停止になるべきです。個人的には刑務所に行くべきだと思っています」と話したと報道した。  フィギュア女子フリーは17日に行われる。ショートプログラムで首位に立ったワリエワの演技とともに騒動の行方も気になるところだ。

東京スポーツ

 

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