非常に、良い提言です!
防災、
防火、
意図された犯罪など
などなどの対策のために、
世界一の、日本国(観光も)として、
世界有数の建築王国として、
世界一の安全・安心・質実剛健・堅実・SDGs(そして、美しい)な
すべての家屋、建物、土木を、
明日から、(未来のためにも)
例外なく、
日本津々浦々、建築(リモデリング・リフォームなども、すべて含んで)
していくべきです。
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京アニ火災踏まえて「籠城区画なども考慮を」、建築学会が防火対策で提言
木村 駿
日経クロステック/日経アーキテクチュア
京アニ火災踏まえて「籠城区画なども考慮を」、建築学会が防火対策で提言 | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)
日本建築学会近畿支部は2022年1月24日、
「建築物の防火・安全確保のための提言―京都アニメーション放火火災から考える―」
と題した提言を発表した。
36 人が亡くなった19 年の京都アニメーション放火火災を受け、防災計画部会などで進めてきた議論を踏まえたものだ。
被災した京都アニメーションの第1スタジオ。2019年7月22日撮影(写真:日経アーキテクチュア)
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提言では、
犯行にガソリンが使用された京アニ火災のように、
建築基準法を満足するだけでは利用者の安全を確保するのが難しいケースがある
と指摘。
建物の個別の条件によって火災による危険度が異なることを認識したうえで、京アニ火災における避難行動に学び、防災計画を立てる必要があるとした。
その上で、
建築主、
建築設計者、
建物使用者、
防火専門家
のそれぞれに対して、必要な心構えや対策の考え方などを示した。
建築主に対しては、建設後に避難階段などを追加することは困難であることから、企画時に設計者や専門家と十分に話し合っておく必要があるなどと提言した。
条件によっては3階建て以上でも階段などの竪穴が区画されていない事務所を建てることは可能だが、
安全性に配慮し、
早く逃げる仕組みや逃げ遅れても地上に脱出できる仕組みを考えるよう促した。
建築設計者に対しては、
建基法に適合させるだけでなく、
安全な建物を設計する義務を果たす必要があるとした。
健常者であっても飛び降り避難は2階が限度であることから、
3階以上では避難経路の確保が重要だと指摘。
竪穴区画された階段や屋外階段が万一、使用できなくなった場合に備えて、
バルコニーや籠城区画(地上への避難ができない場合に、長時間待機できるよう防護した区画)などによる補助的な避難手段も考えるよう求めた