ロシア軍一部部隊、ウクライナ国境での演習終え帰還開始=通信社

ロイター

2月15日、ロシア国防省は一部の部隊がウクライナとの国境付近での軍事演習を終え、基地に帰還しつつあると明らかにした。写真は14日、ロシア・レニングラード州で行われた軍事演習。露国防省提供(2022年 ロイター)

 

 

 

[モスクワ 15日 ロイター] 

 

- ロシア国防省は一部の部隊がウクライナとの国境付近での軍事演習を終え、基地に帰還しつつあると明らかにした。インタファクス通信が15日報じた。ロシアと米欧の緊張が緩和する可能性がある。 報道によると、大規模な演習は続いているが、南部と西部管区の一部部隊は訓練を終え、基地に向かっているという。 英国のトラス外相は、ロシア軍がウクライナとの国境から全面的に撤収するのを確認するまでウクライナ侵攻の意思がないと信じることはできないと述べた。 国営ロシア通信(RIA)が公開した国防省提供のビデオ映像には、戦車などの装甲車が貨車に積み込まれる様子が映っている。 国防省は一部装備品の輸送にはトラックを使用し、一部の部隊は徒歩で基地に戻るとした。 ロシア軍は10万人以上の部隊をウクライナ国境周辺に配置。10日から20日までベラルーシと合同演習を行っている。 国防省の発表を受けてルーブルは1.5%高となった

 

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