仏 偽のワクチンパスが大量に流通 所持者に死者も
フランスで新型コロナウイルスのワクチンパスポートの偽物が大量に流通し、問題になっています。偽物を持っていた女性がコロナにかかり死亡する事例も起きました。 フランスのダルマナン内相は16日、偽物のワクチンパスポートを巡り、400件の捜査が行われ、100人以上の身柄が拘束されたと明らかにしました。 地元メディアは、国内で11万の偽物のパスが流通していると報じました。 フランスでは飲食店や映画館、長距離列車の利用など日常生活にパスが必要になる一方、ワクチンの接種者は国民の76%ほどにとどまっています。 10日にはパリ近郊で、コロナにかかった57歳の女性が偽物のパスを持っていたために適切な処置を受けられず結果的に亡くなる事例もあったということです。 ダルマナン内相は本物の医師や看護師と共謀しているケースがみられると指摘し、最大で禁錮5年の可能性があると警告しました。
テレビ朝日
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