電気の軽トラ、ついに発売! 「ELEMO-K」ってどんなクルマ?

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HW ELECTROが11月20日に発売した「ELEMO-K」

 

 

電気で走る軽トラがついに発売となった。HW ELECTROが製造・販売する軽規格の多用途小型電気商用車「ELEMO-K」(エレモ・ケー)というクルマだ。軽自動車の商用電気自動車(EV)は時勢に合った乗り物だという気がするが、そもそも何km走れて、何kg積めて、何に使えるのか。実物を見て話を聞いてきた。

 

  【写真】荷台の形状は選択可能。こちらはピックアップタイプだ 

 

 

宅配業者の電動化が加速? ELEMO-Kはフル充電で120kmを走行可能な軽EV。ボディサイズは全長3,390mm、全幅1,440mm、全高1,910mmだ。展示車は車両の後部がピックアップ荷台になっているが、そのうちボックスタイプやフラットベッドタイプも選べるようになる。荷台には350kgの荷物が積めるそうだ。充電は普通充電のみで、空のバッテリーをフル充電するのに6~8時間かかるとのこと。価格は249.7万円だが、補助金などを利用すれば200万円を切る可能性もあるという。 HW ELECTROは小型商用EV「ELEMO」(エレモ)を販売中で、ELEMOには駆動用バッテリーが2つの「200」と1つの「120」という2グレードがある。ELEMO-KはELEMOの120をダウンサイズし、軽自動車の規格に適合させたクルマだ。 軽トラは日本中で活躍していて用途も幅広いクルマだが、ELEMO-Kはまず、個人宅配業者の間で普及していきそうだ。ECサイトで物を買う人が増えているが、日本では軽自動車でしか個人宅配業の認可が下りないそうで、ただでさえ軽の商用車に需要があるのだが、EC事業者がカーボンニュートラルを目指すようになれば、配送のラストワンマイルを担う個人宅配業者も電動化せざるを得ない。そういう意味でも、軽トラEVは大いに可能性がありそうな乗り物だ。

藤田真吾

 

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HW ELECTRO 株式会社

 

ごあいさつ

CEO 蕭 偉城
CEO
蕭 偉城 (ショウ・ウェイチェン)
1984年台湾生まれ
1986年(2歳)来日
千葉県出身

HW ELECTRO株式会社は「環境問題」と「社会貢献」への視点から、「Electric–Mobility–Innovation」を推進します。

世界はいま、地球温暖化をはじめとする環境問題の原因である温室効果ガス排出量削減に向けて、自動車のEV化を急いでいます。自動車業界につきつけられたEV化という課題は乗用車ばかりでなく、商用車も同様です。物流を支える商用車は技術的課題や法規的制約などから、乗用車よりもEV化が遅れています。しかしここにいち早くメスを入れなければ、地球規模の課題解決はただ先送りになるばかりです。そこでHW ELECTROは、電気商用車をいち早く市場に投入すべく邁進してまいりました。「ELEMO」はHW ELECTROが日本市場に最初に投入するEVトラックとなります。

EVをいち早く、という思いは、サスティナビリティという世界的な動向のほかに、自然災害が多い日本ならではの理由にも根ざしています。それは、2011年3月11日に発生した東日本大震災において電力供給が途絶え苦悩する被災者の皆さんの姿を見て、「移動する電力供給源があれば」と自分の無力さを痛感した、忘れられない記憶となっています。したがって「ELEMO」をはじめとするHW ELECTROのEVは、社会貢献の一環として、コミュニティのエマージェンシーツールもしくは移動エネルギー源としての役割も果たすべきと考えております。

HW ELECTROは、EV商用車の製造・販売からスタートしますが、将来的には街を走る弊社のトラックをネットワーク化し、AIを活用することで配送ルートの最適化・効率化を追求してまいります。そして最終的には「環境問題」「社会貢献」の両面を、よりスマートに解決していきたいと、考えております。

会社概要

会社名 HW ELECTRO 株式会社
代表者 蕭 偉城 (ショウ・ウェイチェン)
本社 東京都江東区青海2丁目7-4 the SOHO Bldg.634
設立 2019年(平成31年)5月
事業内容 経済性と環境問題に配慮し優れたコンセプトを持つ、これからの時代をリードする電気自動車(主に小型商用車)の製造・販売