スピーカーベースにもアクリル

AUDELのフラグシップスピーカー「Symphonika」。バーチ積層材と次世代アクリル採用

 
 
 
 

ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈

 

2021年11月15日

 

 

アイレックスは、同社が取り扱うイタリアのスピーカーブランドAUDELより、2ウェイトールボーイ型フラグシップスピーカー「Symphonika」を発売する。フロントバッフル板のカラーを3種類用意しており、

 

エボニー、ウォールナット仕上げが3,773,000円(ペア/税込)、

 

バールウォルナット仕上げが3,955,600円(ペア/税込)。

 

 


AUDEL「Symphonika」


「Symphonika」は、AUDEL独自のバーチ積層材と次世代アクリル「FENIX」を融合させたキャビネットを採用。内部構造は、独自の特許技術であるIRS(Internal Rib System)によるリブ加工で、エンクロージャーの剛性を高め、定在波の発生を抑制するとしている。


積層バーチ材とアクリルを交互に挟み込んだキャビネット


トゥイーターには29mmリングドーム型SB Acoustic Satoriベリリウムトゥイーター、中低域には同じくSB AcousticのSatoriミッドウーファーを使用。コーンにEgyptian Pappyrusを使用することが、よりリニアな音楽再生に寄与しているという。

スピーカーベースはバーチ積層材、FENIX、ゴム製Oリングを組み合わせ、スピーカーの振動を効果的に遮断するという。周波数特性は35Hz-30kHz、音圧レベルは92dB、インピーダンスは4Ω。サイズは220W×1180H×410D×mm、質量は40kg/1本。なおグリルカバーは別売りとなっている。


スピーカーベース部にもアクリルを活用