住居、商業ビル、高層ビル、そのほか重要な建造物などや、人の住んでいる地区、

 

などで、シールド工事を実行することは、

 

今の技術と、対策・処置では、

 

あまりにも、リスクが高い工法です。

 

人里離れたところでやるのとは、全く異なる課題です。

 

 

現在のシールド工法にアタッチ(不随)した、

 

”超超・大型・複雑・高額”な

 

補助・処置・対策・対応の工法/技術が、

 

確立/発明/製造されることが、

 

一日も早く、叫ばれます。

 

 

そうしない限り、もう、市内では、できない工法です。

 

 

 

 

 

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シールド工事のトラブル集を公表、相次ぐ事故受け国交省が指針策定へ

橋本 剛志

 

日経クロステック/日経コンストラクション

 

 

 

 

 

 

 

東京都調布市で起こった道路陥没などシールドトンネル工事で相次ぐ事故を受け、国土交通省が施工技術の底上げに乗り出した。日本建設業連合会を通じてトラブル事例を収集し、2021年10月25日、有識者でつくる技術検討会で結果の一部を公表した。今後、得られた知見を基にガイドラインを策定する。

 20年10月に東京外かく環状道路(外環道)の大深度地下トンネル工事で発生した調布市の事故の他、20年6月には横浜市内の相鉄・東急直通線新横浜トンネルの工事で陥没が起こっている。大深度地下工事としては、21年10月にリニア中央新幹線の掘進作業が始まったが、外環道は工事再開の見通しが立っていない。

 工事の時期を問わずにトラブル事例を募集し、集まった37工事の40事例を取りまとめた。工事の時期は09年度までが11件で、10年度以降は26件だ。

37工事の事例40件を集計した。国土交通省の資料を基に日経クロステックが作成

37工事の事例40件を集計した。国土交通省の資料を基に日経クロステックが作成

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 トラブルの事例や対応方法、事故防止の工夫や新技術の活用状況を聞き取った。今後、シールド工事の技術的指針の策定に役立てる。

 主なトラブルは、地表面の沈下や切り羽圧の大きな変動、障害物との接触などだ。

シールド工事で地上の陥没などにつながるトラブルは多様だ

シールド工事で地上の陥没などにつながるトラブルは多様だ

シールド工事で発生する主なトラブル。国土交通省の資料を基に日経クロステックが作成

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 個々の工事名は公表せず、泥土圧式や泥水式など工法の種類の他、シールド機の直径、土かぶり、地下水位、地質、地上の利用状況を掲載した。シールド機の直径は5m以下の工事が最も多く26事例で、5~10mが8事例、10m以上が6事例だった