明浄学院の土地売却めぐる21億円横領の罪 プレサンスコーポレーション元社長に無罪判決 大阪地裁
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ABCテレビ
学校法人・明浄学院の土地売却をめぐる横領事件に関わった罪に問われた不動産会社の元社長に、無罪判決が言い渡されました。 「プレサンスコーポレーション」の元社長・山岸忍被告(58)は2017年、明浄学院の元理事長・大橋美枝子受刑者(63)ら5人と共謀し、法人の資金21億円を横領した罪に問われ、起訴内容を否認していました。 検察は、大橋受刑者の法人経営権を得るための違法な資金流用計画を、山岸被告が把握していたとみて懲役3年を求刑。 弁護側は「資金は法人側への貸し付けにすぎず、横領の意図はなかった」と、無罪を主張してきました。 大阪地裁は「元部下らが作成した書面に、貸付は『学校法人へ』との記載がある」と指摘し、無罪を言い渡しました。 判決の瞬間、傍聴席からは拍手が湧き起こりました。
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