北京冬季五輪、海外客受け入れ見送り IOC発表
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スイス・ローザンヌの国際オリンピック委員会本部前に掲げられた中国国旗(2021年2月3日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】
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)国際オリンピック委員会(IOC)は29日、来年開催される北京冬季五輪について、新型コロナウイルス流行を理由に、海外からの観客受け入れを見送ると発表した。チケットを購入できるのは中国在住者のみとなる。
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IOCによると、ワクチン接種を完了した参加者は到着後21日間の検疫が免除される。「正当な医療上の免除」対象であることを示せる選手には、特例措置が検討されるという。 入国した参加者は全員、厳格な隔離措置が取られる。立ち入りが許される場所には、大会関連エリアや競技場、宿泊施設、食事提供施設、開閉会式の会場が含まれる。 今回の措置は、中国の五輪運営組織が決定したもの。10月には、五輪での感染拡大を防ぐための一連の措置が発表される予定だ。 新型ウイルス流行を受けた1年の延期をへて今年開催された東京五輪では、ほぼすべての会場を無観客とする措置が取られていた。
【翻訳編集】 AFPBB News