第73回エミー賞、ネットフリックス作品が席巻
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【AFP＝時事】
アカデミー賞（Academy Awards）のテレビ版に当たるプライムタイム・エミー賞（Primetime Emmy Awards）の第73回授賞式が19日、米カリフォルニア州ロサンゼルスで行われ、2年ぶりに大勢のスターが会場に集まった。 昨年はオンラインで開催されたが、今回は新型コロナウイルスの感染対策として、出席者は500人余りの候補者に絞られた。また、ワクチン接種証明の提示が求められた他、一部の会場は屋外に設置された。 今年のエミー賞は、米動画配信大手ネットフリックス（Netflix）作品が席巻した。ドラマ部門では英王室ドラマ「ザ・クラウン（The Crown）」、リミテッド・シリーズ部門では「クイーンズ・ギャンビット（The Queen's Gambit）」が、それぞれネットフリックス作品として初の作品賞に選ばれた。両作品はそれぞれ11部門を受賞した。 コメディー部門では、動画配信サービス「Apple TV+」作品の「テッド・ラッソ：破天荒コーチがゆく（Ted Lasso）」が主要4部門を受賞。Apple TV+の配信作品は計7部門を獲得した。 主要な受賞者、作品賞は以下の通り。 ＜ドラマ部門＞ 作品賞 「ザ・クラウン」 主演女優賞 オリヴィア・コールマン（Olivia Colman） 「ザ・クラウン」 主演男優賞 ジョシュ・オコナー（Josh O'Connor） 「ザ・クラウン」 助演女優賞 ジリアン・アンダーソン（Gillian Anderson） 「ザ・クラウン」 助演男優賞 トビアス・メンジーズ（Tobias Menzies） 「ザ・クラウン」 ＜コメディー部門＞ 作品賞 「テッド・ラッソ：破天荒コーチがゆく」 主演女優賞 ジーン・スマート（Jean Smart） 「Hacks（原題）」 主演男優賞 ジェイソン・サダイキス（Jason Sudeikis） 「テッド・ラッソ：破天荒コーチがゆく」 助演女優賞 ハンナ・ワディンガム（Hannah Waddingham） 「テッド・ラッソ：破天荒コーチがゆく」 助演男優賞 ブレット・ゴールドスタイン（Brett Goldstein） 「テッド・ラッソ：破天荒コーチがゆく」 ＜リミテッド・シリーズ部門＞ 作品賞 「クイーンズ・ギャンビット」 ＜リミテッド・シリーズ／映画部門＞ 主演女優賞 ケイト・ウィンスレット（Kate Winslet） 「メア・オブ・イーストタウン／ある殺人事件の真実（Mare Of Easttown）」 主演男優賞 ユアン・マクレガー（Ewan McGregor） 「HALSTON／ホルストン（Halston）」 助演女優賞 ジュリアンヌ・ニコルソン（Julianne Nicholson） 「メア・オブ・イーストタウン／ある殺人事件の真実」 助演男優賞 エヴァン・ピーターズ（Evan Peters） 「メア・オブ・イーストタウン／ある殺人事件の真実」 ＜テレビ映画部門＞ 作品賞 「ドリー・パートンのクリスマス・オン・ザ・スクエア（Dolly Parton's Christmas On The Square）」
【翻訳編集】 AFPBB Newｓ
