バイデン大統領、連邦政府職員にワクチン接種義務化 コロナ対策強化
ホワイトハウスで9日、新型コロナウイルスの対策強化について話すバイデン大統領=AP
バイデン米大統領は9日、すべての連邦政府職員に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づける方針を明らかにした。全米には接種対象でもまだ打っていない人が約8千万人いる。デルタ株が流行して感染者が増加するなか、感染者の多くは未接種者のため、さらなるワクチン普及策を打ち出した形だ。 バイデン政権は7月末、全ての連邦政府職員のワクチン接種を確認し、未接種の場合は感染確認の検査を毎週受けることなどを義務づけた。今回は定期的な検査は認めず、ワクチン接種を求める。対象も連邦政府の職員だけでなく、請負業者も含めるとした。 今回はさらに100人以上の従業員がいる企業に対しても、従業員にワクチン接種するか、未接種なら検査を毎週受けることを求めた。
朝日新聞