日医会長、行動制限緩和に懸念「感染再拡大のきっかけに」

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産経新聞

日本医師会中川俊男会長は8日の記者会見で、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が検討しているワクチン接種の進展を前提とした行動制限緩和について、「この時期に発表することで、どうしても(人々の意識が)緩むのではないかと心配だ。(感染)再拡大のきっかけになってはいけない」と懸念を示した。 中川氏は現在の感染状況について「減少傾向にはなったが、まだ感染再拡大が起こる可能性はある」と指摘。医療提供体制は依然逼迫(ひっぱく)しており、自宅療養者の死亡や、2回目のワクチン接種後に陽性となる「ブレークスルー感染」も相次いでいるとして、緩和策の提言は「必ずしも反対ではないが、今の時期にするのかという問題がある」と述べた。 菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)が次期総裁選への不出馬を表明したことに関しては「驚いた」と吐露した。首相が1日当たり100万回を目標にワクチンの接種を推し進めたことに触れ、「100万回どころか140万回、150万回と実現できたのは首相のリーダーシップだ」と評価した

 

 

 

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緊急事態宣言 東京・大阪など19都道府県延長へ 30日まで

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TBS系(JNN)

 

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 菅総理は先ほど“5大臣会合”を開いて現在21の都道府県に出されている新型コロナウイルス緊急事態宣言について宮城・岡山を除く19都道府県は延長する方針を固めました。期間は今月30日までとなります。  あす、専門家により構成される分科会に諮り国会報告を行った上で政府の対策本部で正式に決定します。(08日19:25