新型コロナ 茨城県内新規365人感染 水戸は過去最多34人
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茨城県と水戸市は21日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに365人確認されたと発表した。14日の391人に次ぐ過去2番目の規模で、水戸市発表は過去最多の34人だった。県は20日公表分のうち1人を県外公表者として取り下げたため、累計感染者は1万8008人となった。県内医療機関に入院していた60代男性が20日に死亡し、県内死者の累計は179人。 県内の新規感染者は2日連続で350人を上回った。県によると、経路不明者は163人。直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は292・1人だった。 集団感染が疑われる事例では、鹿嶋市内の事業所で新たに従業員1人の感染が分かり、陽性者は計5人となった。クラスター(感染者集団)が発生したつくば市内の障害児入所施設では2人が感染判明し、計36人に増加。水戸刑務所も5人の感染が分かり計20人に広がった。 県警は21日、竜ケ崎署の留置者で新たに5人が感染したと発表した。4人は同署内で療養、1人は医療機関に移した。同署留置者の感染は計7人となり、感染者以外の留置者は全て別の施設に移した。同署員などの自宅待機は22人。 同日までに確認された新型コロナ感染者のうち、新たに110人がL452R変異株陽性と判明し、累計は2506人。このうち新たに69人がデルタ株と分かり、同株確認は累計190人となった。 新型コロナ感染者のうち新たに298人が回復。県内の退院・退所などは累計1万5035人となった。
■県内の感染状況 新規 365人 累計 18008人 うち死者 179人 退院・退所等累計 15035人 (茨城県・水戸市発表、21日午後10時現在)
茨城新聞社