橋下徹さん「オリパラやりながら国民の行動制限というメッセージなど届くわけがない」緊急事態宣言の形骸化を指摘
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元大阪府知事で弁護士の橋下徹さんが2日、自身のツイッターを続けざまに更新。都内週末の人出、五輪会場周辺では3割以上増加…緊急事態宣言の効果発揮されずという記事を添付し、新型コロナ感染拡大の現状に関して持論を展開した。 「そりゃオリパラやりながら国民の行動制限というメッセージなど届くわけがない。飲食店ももう言うことを聞かんでしょ」と緊急事態宣言はもはや形骸化していることを指摘。別のツイートでは「オリパラをやると国民の行動制限が効かなくなるということを想定していなかったのか。もし想定していなかったのなら、日本の政治行政の想像力はあまりにも貧弱」とバッサリ切り捨てた。 橋本さんはさらに「だから行動制限以外の対策、在宅医療の制度化が必要」と医療崩壊を防ぐ新たな手法の構築を提言。「有事においては完璧な対策などない。よりましな効果を生むものをどんどんやるしかない。在宅医療には色々問題があるだろうが、感染者が増えて病院のキャパを超えることは明らかなので在宅医療で対応するしかない。医師会は反発するだろうが、制度化は政治の責任」と続けた。
中日スポーツ