失格の米国、一転決勝出場可に 陸上混合4×400mリレー
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東京五輪、陸上混合4×400メートルリレー予選に臨む米国のエリジャ・ゴッドウィン(左)とリナ・アービー(2021年7月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】
東京五輪の陸上混合4×400メートルリレー予選でバトンミスにより失格となっていた米国が、異議申し立てを認められ、決勝に出場可能となった。全米陸上競技連盟(USATF)が明らかにした。
【写真】1走→2走へのバトンパスの場面、米の第2走者はテイクオーバーゾーンの外にいた
世界王者の米国は、30日に行われた予選でトップでフィニッシュしていたが、バトンミスによりまさかの失格となっていた。 これを受け米国側は、第2走者のリナ・アービー(Lynna Irby)がスタッフによって間違った位置で待機させられていたとし、抗議していた。 米国が失格になっていれば、女子陸上選手として単独最多のメダル獲得を目指していた35歳のアリソン・フェリックス(Allyson Felix)の夢は奪われていた。 同選手はこれまでに金メダルを六つ、銀メダルを三つ獲得しており、陸上女子の五輪メダル数でマーリン・オッティ(Merlene Ottey)氏(ジャマイカ/スロベニア)と並んでいる。
【翻訳編集】 AFPBB News