米独立記念日、祝賀行事が復活 花火やホットドッグ早食いなど

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ロイター

 4日に独立記念日の祝日を迎えた米国では、首都ワシントンやニューヨークで打ち上げられる大規模な花火など、昨年は新型コロナウイルス感染拡大で見送りとなった各種祝賀行事が復活した。写真中央は恒例のホットドッグ早食い大会で優勝いたジョーイ・チェスナットさん(2021年 ロイター/ANDREW KELLY)

 

 

 

 [ニューヨーク 4日 ロイター]

 

 - 4日に独立記念日の祝日を迎えた米国では、首都ワシントンやニューヨークで打ち上げられる大規模な花火など、昨年は新型コロナウイルス感染拡大で見送りとなった各種祝賀行事が復活した。今年は独立から245周年となる。 ニューヨークのコニーアイランドでは、例年より規模は縮小されたものの恒例のホットドッグ早食い大会も開催され、前回チャンピオンのジョーイ・チェスナットさんが10分間で76個を食べて自身の記録を1個更新。14回目の優勝を飾った。 

 

4日の交通量も過去最高となる見通し。

米自動車協会は、同日の車の量が2019年の記録を5%上回ると推計している。 

 

 

ジル・バイデン大統領夫人はフィラデルフィアの独立記念館で演説し、「長くて退屈な冬が終わり、雲が切れた。まだゴールではないが、夏はかつてないほど可能性に満ちている」と述べた。

 

バイデン政権はこの日までに成人の70%に1回目のコロナワクチン接種を行うとの目標を掲げていた。ワクチン接種に抵抗を感じる人もいるため、政府の推計では67%にとどまっている。 

 

 

同日夕、ホワイトハウスで開かれる1000人規模の祝賀会では、ワクチン接種を済ませていない人にはマスク着用を義務化。大統領警護隊(シークレットサービス)は周囲のバリアを撤去し、訪問者は建物の間近まで行けるようになった。

 

 一方、フロリダ州では、マンション崩落事故の犠牲者への配慮から同日の花火を中止する地域もあった