陸上100m全米女王がマリフアナ陽性、米報道
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東京五輪米国代表選考会。女子100メートル決勝を制し歓喜するシャカリ・リチャードソン(2021年6月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】
陸上、女子短距離のシャカリ・リチャードソン(Sha'Carri Richardson)が、東京五輪の米国代表選考会の薬物検査でマリフアナに陽性反応を示し、五輪出場を逃す可能性が出てきた。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が1日、報じた。
ニューヨーク・タイムズは検査結果を知る2人の匿名の人物を引用して陽性反応を報道。陽性報道については、ジャマイカ紙グリーナー(The Gleaner)が最初に伝えていた。 21歳のリチャードソンは、6月にオレゴン州で開催された全米選手権(2021 USATF Outdoor Championships)の100メートルを制して五輪行きの切符を手にしており、4月には10秒72という史上6位のタイムをたたき出してた。 しかしながらマリフアナは世界反ドーピング機関(WADA)の禁止薬物リストに含まれており、陽性反応が出た場合は1か月から2年の出場停止処分が科せられる。
【翻訳編集】 AFPBB News