デルタプラス 11カ国で感染確認
インド型変異ウイルスがさらに変異した「デルタプラス」は、日本を含め、これまで世界11カ国で確認されている。 インドで確認された「デルタ株」がさらに変異した「デルタプラス」について、イギリスの衛生当局は、6月16日現在、イギリスのほか、日本やアメリカ・ポルトガルなど、11カ国で感染が確認されたと明らかにしている。 イギリス国内では、2021年4月以降、41件が確認され、男女を問わず、幅広い年代で感染が広がっていることから、対策強化に乗り出している。 政府の諮問委員会メンバーのマーク・ジット氏は、「未知なことが多い」としたうえで、「デルタ株自体が、すでに強い感染力をもっていることから、『デルタプラス』もあらゆる手段で対抗する必要がある」と話している。 一方、別の専門家は、従来のデルタ株と比べて感染者が少ないことから、「感染力も強くないのではないか」との見方を示しているという