理想論は、レジ袋のみならず、
全ての、プラスティック類を、この地球上から、全廃することですが、
とりあえず、ここでは、レジ袋問題を取り上げますが、
特に、欧米や、世界で、レジ袋を、「超・強く”親の敵”のごとく」
問題視してきたのは、
ドイツと、アメリカの一部の人たちです。
もちろん、使わないで済むなら、使わないほうがよいのは、
議論の余地がありませんが、
今日、ここで、「レジ袋だけに関して」ーーーー私が言いたいのは、
レジ袋を使わないで、
「どうやって????」
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汚い、
臭い、
衛生上よくない、
液体状の、あるいは、汁の出る、
生ごみやそのほかのごみを一時的に家の中に置いておくには、
どの袋や容器を使えばよいのか?
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を、一番さきに、議論や、提案、代替案を、
反対する世界の人々は、提案するべきです。
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まず、プラスチックのごみ袋を使わないで、容器ですと、
よっぽど大きな、ステンレスなどの容器 (ゴミ箱で、)
魔法瓶や水筒を大きくしたようなパッキンがないと、
匂いがキッチン中に、漂います。
デモ、ごみを入れるたびに、ふたを開けなくてはなりませんから、
臭いにおいが、蔓延しますがーーーー。
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それゆえ、結局は、
プラスチックなどの石油などを原料とする、袋、
日本では、「通称、ゴミ袋」
を購入して、使うわけですから、
それでは、何の意味もありません。
レジ袋を使わないで、
ゴミ袋を使ったら、何の意味もないわけです。
私は、日本に滞在するときの、日本の倉庫(ぼろ屋)では、
スーパーで入れてくれたレジ袋が、ごみ袋になっているので、
ゴミ袋を、日本で、買ったためしがありません。
もちろん、日本語で、言うところの、「エコバッグ」は、
何十年も前に、アメリカのどこかで買った、ポータブルの(折り畳みの)
エコバックを常に、日本では、書類バッグ(ビジネス用のリュックサック)
に、折りたたみ傘同様に、忍ばせております。
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その一b何文句を言っている、ドイツですが、
良くなっているとはいえ、改善しているとはいえ、
ダントツに、褐炭に関しては、世界一の採掘量と、使用をしているのは、ドイツですし、
石炭も、まだ、2020年で、7.4%、も、占めておりますし、
電気料金は、約、日本の約、1.5倍の料金です。
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NYの、マンハッタンには、庭がありませんから、
上記のような、完全密閉のステンレス容器(ゴミ箱)は、外に置いておけませんし、
ロサンジェルスの、ブレントウッドなどでは、庭に置いていたら、コヨーテなどが来てしまいます。
結局は、プラスチック製の、ゴミ袋を、どこかで、調達して、使わなくてはなりませんから、
ドイツ人たちが、目の敵にしているレジ袋を減らせても、
この地球上には、何も、貢献できていないことになるので
非常に、「近視眼的な、日本などに対する”文句”です」
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「レジ袋を買って複数回使うほうがエコ」専門家が指摘 実はエコバッグ使用で環境負荷に〈AERA〉
配信
レジ袋有料化が始まって間もなく1年。エコバッグを持参して買い物に行く人は多い。だが、それは本当にエコなのだろうか。AERA 2021年6月14日号の記事を紹介。
* * * レジ袋有料化で実際にポリ袋の使用量は減らせているのだろうか。サステナビリティコンサルタントの安藤光展さん(39)は悲観的だ。 「有料化以降のプラスチックごみ発生量について、データはまだ出ていないのですが、エコバッグの使用が広まってもポリ袋を使う機会は相変わらず多く、『何割かは減っている可能性があるが、正直あまり期待できない』が私の見解です」 さらに安藤さんは、「エコバッグを持つこと自体」にも警鐘を鳴らす。環境省の調査では、エコバッグを「複数持っている」と回答した人は7割以上。 英国の環境庁が2011年に発表した調査では、「地球温暖化の可能性」をレジ袋より少なくするには、エコバッグを131回使う必要があるとの報告もあるという。安藤さんは言う。 「つまり、100回以上使ってやっと『元がとれる』ということです。理由は、エコバッグを作ること自体の環境負荷です」
■環境コストの回収 製造し、運び、そのために人が動き……というサプライチェーンの環境負荷。これは私たちの多くが知らない大きな「落とし穴」だと安藤さんは言う。 加えて、いまはコロナの感染対策で、エコバッグを頻繁に洗う人も多い。その洗浄による水の汚染や、水を運ぶ際のエネルギーによるCO2排出などでも、環境負荷がさらに高まっているはずだと指摘する。 「実際には131回どころではないでしょう。皆さん、知らず知らずのうちに、エコバッグという環境負荷を自分の生活にため込んでいるんです」(安藤さん) では、「レジ袋は辞退してエコバッグ」と「レジ袋をもらい続ける」。どっちがエコなのか? 安藤さんは即答だった。 「レジ袋を買ったほうがエコだと思います。エコバッグを作って、洗って、捨ててとなると、環境コストを回収するのは本当に大変。レジ袋は買って、必ず『複数回』使い、廃棄する。その方がトータルで見れば絶対に環境負荷は低いです」
エコバッグを持っていればエコ。その考えもまた、近視眼的なのだ。「視野を広げ、トータルでエコを考えること」。その大切さを指摘するのは、日本総合研究所・創発戦略センターシニアマネジャーの村上芽さんだ。
■個人のささやかな行動 有料化でエコバッグ持参が増えることは、プラスチックごみに興味を持つ「きっかけ」として悪くない。ただ、それだけでエコを達成しようと思う必要もないとして、こう続ける。 「レジ袋をもらい続けている人も、『私はこういう理由で、最低何枚か生活でごみ袋が必要なので、もらいます。一方で車の利用を減らし自転車にしたり、別のエコの努力をします』など、『トータルでエコを意識できているか』が大事です。そこを見直し、意識を広げるきっかけになるなら、モヤモヤするのはとてもいいことだと思います」 すっきりとした「正解」はなかなか出ない。ただ確かなことは、いまがプラスチック削減に向けた大切な岐路だということだ。作家で生活史研究家の阿古真理さん(52)は言う。 「有料化からの1年は、期せずしてコロナ禍と重なりました。職場にも行けず、人とも会えず、結果、自分の生活にいままで以上に関心を向けるようになっています。感染の危機も身近にあり、一人ひとりのささやかな行動が大事だということをこれほど身に染みて認識しているときはありません。いまは本当にチャンスだと思います」 もうしばらく、レジ袋にモヤモヤしてみますか!
(編集部・小長光哲郎) ※AERA 2021年6月14日号より抜粋