大谷翔平の劇的アーチを解説者が”予告” 敵軍実況はぼう然「これだけは見たくなかった。何てことだ」

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中日スポーツ

レッドソックス戦の9回2死、エンゼルス・大谷が右翼ポール際に逆転2ランを放つ(AP)

 

 

 

◇16日(日本時間17日) MLB レッドソックス5-6エンゼルス(ボストン)  放送局の実況も対照的だった。エンゼルスの大谷翔平選手(26)は16日、レッドソックス戦に「3番・指名打者」で先発。4―5の9回2死一塁で、右翼ポール際に起死回生となる今季12号の逆転2ランを放ち、本塁打数でメジャートップに並んだ。

 

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エンゼルスの中継局BSウエストのグビザ解説者は、大谷のアーチ直前にトラウトがポテンヒットでつないだ際、「得てして、こういう一打が試合の流れを変えるんです。カウントによってですが、これで大谷にきっちりスイングさせられます」と予告めいたコメント。相方のサットン・アナウンサーは、これに「ハッハッハ」と、気のない愛想笑いで応えたが、大谷の一発で豹変した。  「何てことだ! やったぞ! 翔平がチームにリードをもたらしました。やりおった、ワオ!」。グビザ解説者は「だから、大谷にスイングさせろと言ったんです! 金を取れる男が、右翼ポール際へ。ありがとう。(敵地)フェンウェイパークで(大谷の愛称)ショータイムだ!」と、鼻高々にかぶせ、打たれた右腕バーンズが打球を見つつファウル方向へ手を振るしぐさが抜かれると「残念ながらファウルではないよ、ミスター・バーンズ」と続けた。  一方、敵軍Rソックスの地元中継局NESNのウェブスター・リポーターは「これだけは見たくなかった。何てことだ…」と絶句。レミー解説者も「信じられない。大谷がバットの芯で捉えた打球は微妙な場所だったが、フェアでした」と悔しそうに評した。

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