日本の購買者と違って、
やはり、日産は、どこへいっても、だめな会社です。
=================
1年以内に手放される車ランキング 米市場 日本車2モデルも
◆1位 メルセデスベンツ Cクラス(12.4%)
otomobil / Shutterstock.com
Cクラスは、新車として納車されてから1年以内に中古車として売られてしまった割合が12.4%に上り、これは全車種平均値の3.6倍強となっている。定評のあるサスペンションと力強い走りでオーナーを満足させる一方、ベンツならではの価格と高級車としては見劣りする標準装備に不満を感じる人々も多い。
購買層の特性上、ある程度資金に余裕があり、好きで乗り換えているというケースもあるだろう。しかし、納車数の1割以上が1年足らずで売り払われていると考えると、やはり不満を持ったオーナーも一定数いたと見られる
◆2位 BMW 3シリーズ(11.8%)
Volha-Hanna Kanashyts / Shutterstock.com
バワフルなエンジンを搭載したスポーツ・セダン。強気の価格設定と標準装備の弱さに不満が集中した。BMWからは7位のX3、6位のX1と合わせて、都合3モデルがランクインしている。人気の高い高級ブランドたが、アメリカで影響力のあるコンシューマー・レポート誌の調査によると、BMWブランドの多くの車種の信頼性は業界平均に満たないようだ
◆3位 ランドローバー ディスカバリー スポーツ(11.8%)
Yauhen_D / Shutterstock.com
オフロードでの走行性能を重視した3列SUVだ。車種自体の評判は決して悪くないのだが、硬いシートに狭い3列目と、乗っていくうちに粗が見えてしまったのだろうか。調査会社のJDバワーによる格付けでは、信頼性はかなり低いという結果が出ている。アイ・シー・カーズが同時に発表している本ランキングのSUV版では、不名誉の1位となっている
◆4位 ランドローバー レンジローバー イヴォーク(10.9%)
Renovacio / Shutterstock.com
シンプルなデザインのなかにも気品を感じさせるコンパクトSUV。ルックスはさすがの一言だが、調査会社のJDバワーによる格付けでは、信頼性はかなり低いという結果が出ている。路面の凹凸を直に感じる乗り心地も、不満のタネとなってしまっている
◆5位 MINI クラブマン(10.7%)
Ovu0ng / Shutterstock.com
MINIならではの愛くるしいデザインをまとうスポーツSUV。クラス最高レベルの価格で販売されており、しかも燃費も経済的とは言い難い。先々の維持費用を考えると、早い段階で財布にやさしいクルマに乗り換えようと決めた所有者が多かったようだ
◆6位 BMW X1(10.4%)
Grisha Bruev / Shutterstock.com
燃費の良さと走行モードの実用性で人気のBMW X1だが、欠点もある。乗り心地はかなり硬めで快適とは言えず、独特なスイッチと組み合わせたインフォテインメント機能も使い勝手はいまひとつだ。高級車を入手して喜んだものの、支払った金額ほどの価値を見出せなかったオーナーもいたことだろう
◆7位 BMW X3(9.0%)
BoJack / Shutterstock.com
ドイツのBMWから、高級SUVのX3がランクイン。パンクしても走行に耐えるランフラット・タイヤの装着が事実上必須で、タイヤ交換を含めたメンテナンス費用がかさんでしまうようだ。Android Autoに非対応など、いまや他車種では一般的となった装備が欠けているのも寂しい
◆8位 日産 ノート(9.0%)
Zoran Karapancev / Shutterstock.com
コンパクト・ハッチバックのノートが8位に。海外では10位ヴァーサの兄弟分として、「ヴァーサ ノート」の名で販売されている。こちらもヴァーサ同様、簡素な装備が敬遠されてしまった模様だ。手頃な価格にひかれて購入したものの、見た目と装備の良いライバル車種に目移りしてしまった、というオーナーが多かったのだろう
siekierski.photo / Shutterstock.com
◆9位 ジャガー XF(8.8%)
Grzegorz Czapski / Shutterstock.com
高級ブランドに数えられるジャガーは、維持費用が高いイメージでも有名だ。憧れのブランドを購入したものの、やはり実際のコストを肌で感じて手放してしまったオーナーが多かったのだろう。より安心して乗ってもらいたいジャガー・ランドローバー社は、新車の無料定期メンテナンスサービスをアメリカで導入した
◆10位 日産 ヴァーサ(8.7%)
Art Konovalov / Shutterstock.com
日産が北米市場で販売するコンパクト・セダン。同社の低価格帯を支えるラインナップだが、きわめて簡素なインテリアが飽きられる原因となってしまったようだ。安全装備は必要最小限になっており、リア・カメラ以外に目立ったアピール・ポイントがない。2021年モデルでは装備を強化しており、名誉挽回が期待される