アストラゼネカ製「不要」示唆 ファウチ米大統領顧問 コロナワクチン
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バイデン米大統領の首席医療顧問を務めるファウチ国立アレルギー感染症研究所長=3月18日、ワシントン(AFP時事)
【ワシントン時事】
バイデン米大統領の首席医療顧問を務めるファウチ国立アレルギー感染症研究所長は1日、ロイター通信とのインタビューで、英製薬大手アストラゼネカが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、米当局が緊急使用を許可しても必要でなくなる可能性を示唆した。 他社のワクチンで、米国内の需要を満たすことができるためという。 ファウチ氏は、アストラゼネカ社のワクチンを使用するかどうか「未定だ」と指摘。その上で「幾つかの社と締結した(ワクチン供給に関する)契約関係を踏まえれば、アストラゼネカ社の製品に頼らなくても、需要をすべて賄えるという感じがする」と述べた。