独ビーチバレー女子ペア、ビキニ禁止でカタール大会ボイコット

2021年02月24日14時35分

独ビーチバレー女子ペア、ビキニ禁止でカタール大会ボイコット

【ベルリンAFP=時事】

 

来月カタールで開催されるFIVBビーチバレーワールドツアーを控え、ドイツ代表女子のカーラ・ボルゲルとジュリア・スードのペアは、選手たちがコートでビキニの着用を禁じられる「唯一の国」であることを理由に、大会出場をボイコットすると表明している。(写真はビーチバレー女子ドイツ代表のカーラ・ボルゲル)

 

 

選手画像の悪用防止へ スポーツ庁に協力要望―JOC

 

 

 

 ボルゲルは21日に独ラジオ局に出演し、「私たちは仕事で行くのに、仕事服の着用を禁止される」とすると、「政府が私たちの仕事に指図してくるのは、あの国とあの大会だけ。それを非難する」とコメントした。
 カタール・バレーボール協会(QVA)はこのニュースを受け、「来月の大会では必ず、全選手が歓迎されて、居心地の良さを感じてもらえるようにしていく」と述べた。また、選手全員が自由に代表のユニホームを着て競技に臨めるとしており、「アスリートたちが大会で何を着るべきか要求しないということを明確にしておきたい」と強調した。
 ビーチバレーの世界選手権で銀メダルに輝いた実績を持つボルゲルは、現パートナーのスードとともに、カタールで開催される来月のワールドツアーではコート上での服装に厳しい規則が設けられているとして、出場を見合わせる意向を示した。
 同国では男子ツアーは7年間にわたり定期的に行われているが、女子ツアーは今回が初めてとなる。しかし、国際バレーボール連盟(FIVB)が「開催国の文化と慣例に敬意を払うもの」として、女子選手に対しては通常のビキニではなく、シャツと長いパンツの着用を求めるルールが定められた。
 ボルゲルとスードは今回の決断に関してドイツバレーボール連盟(DVV)の支持を受けており、先週末には独誌シュピーゲルに対して、カタール当局から課された規則に「従うつもりはない」と語っていた。
 ボルゲルは通常であれば喜んで「どの国にも順応する」と話しているが、カタールの首都ドーハが猛暑であることから、ビキニで競技に臨む必要があると主張。チームメートのスードも、2019年の第17回世界陸上ドーハ大会で、女子選手に対して例外が認められていたことを指摘した。
 各国オリンピック委員会連合(ANOC)の主催で同年にカタールで行われたワールドビーチゲームズでも、女子選手はビキニで競技に臨むことが認められていた。【翻訳編集AFPBBNews】

〔AFP=時事〕

 

 

 

 

 

 

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先日は、日本のある女子の、カメラマンに対する「文句」の記事を掲載しましたが、

 

 

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ビーチバレーユニフォームがどんどん小さくなる理由【画像あり】

2020-10-14その他

ビーチバレーユニフォーム

この記事に書いてあること

 

女子ビーチバレーの選手のユニフォームといえば、ビキニの水着ですよね。ビーチで行う競技だけどあんなに小さな水着でなくても、と思う方もいるかも知れませんが、あの水着の大きさにはそれなりの理由があるので、ご紹介しています。

ビーチバレーというのは聞いたこともあるし、有名選手はかわいい女性も多いので、メディアにも出演していて知っている人が多いですが、その割に競技として見たことがある人は少ないですよね。

 

そういえば見たことないなぁ。でもなんだか水着の女性を見に行ってるみたいで、なんか恥ずかしい気がするねんなぁ。

 

なんて失礼な!立派な競技だし、あの水着には理由があるねんで。

と、そんなこんなで、ビーチバレーのユニフォームである水着が生地の少なめなビキニタイプの水着である理由をご紹介しますね。

 

ビーチバレーユニフォームがそもそも小さい理由

もともとビーチバレーボールは1915年前後にハワイ・ワイキキビーチでの遊びが最初だと言われています。

ビーチでのボール遊びと考えると水着でプレーするのはおかしなことではありませよね。

しかしビーチバレーが広まるにつれて、都心や観光施設の近隣にコートが作られるようになっていて、都会の真ん中で水着というのも違和感が出てくるようになりました。

ともだち

でも、水着でするんやろ?

とはいえ、水着を着るというプレースタイルは変わらないまま。理由は次の通りです。

国際バレーボール連盟(FIVB)の規定があった(過去形)

アトランタオリンピック(1996年)からビーチが公式競技に採用。

これにあわせて、1994年正式に水着がユニフォームと定められ、さらに1999年にはFIVBがユニフォームの規格化を行い、すべての国際大会において水着でのプレーが義務化されました。

その当時のビキニのパンツの規定は、ウエストはヘソ下15cm前後、サイド幅も7cm以下となっていました。

ただし、2004年アテネ五輪では、次のように変更されました。

タンクトップとブリーフのセパレート型、もしくはワンピース型(上半身、下半身一体型)のユニフォームを着用する。タンクトップは体にぴったりと密着したもので、袖ぐりは背中に深く、また胸の上部と腹部は大きくカットされたものとする。ブリーフはぴったりとしたもので、裾は左右が上向きにカットされ、サイドは7cm以下とする。ワンピース型もぴったりと体に密着するもので、背中と胸の上部は開いたものとする。トップ、ブリーフ、ワンピース型は明るく鮮やかな色とする。

そして、2012年からは袖付きの上衣とショートパンツでのプレーも許可されることになっていますし、寒さ対策としてボディスーツの着用も認められるようになっているので、イスラム圏の選手も出場するようになってきました。

写真出典:JVA公式サイトより

ビーチバレーユニフォームの小ささ=強さ

どのスポーツでもあることでしょうけど、より競技に特化したユニフォームを着用している方が強く見えるというものです。

女子のビーチバレーでは、水着の小ささが強い選手の証のように考えられているようなのです。

2013年3月に放送された、TBS「ジョブチューン」でで、女子ビーチバレー選手・溝江明香選手が次のように語っていました。

女子ビーチバレーの選手は強くなればなるほど「水着が小さくなります」と、意外な事実を口にした溝江。「世界的に、小さい水着=かっこいいという共通認識がありまして、相手に“私はビーチを長くやってて強いんだよ”っていうアピールのために小さくする」と、その理由を話した。
また、溝江は周囲の視線について「水着の姿でいることのほうが慣れてしまって」と笑顔を見せると、番組MCの名倉潤から「(水着を)小さくする必要はないですよね?」と訊かれても、「これは世界の基準で水着がセパレートで小さくないといけないという基準がある」として、「ロンドンで金メダルを獲ったアメリカのケリー・ウォルシュっていう選手がいるんですけど、その人はダントツ世界で強くて、水着も(ダントツで小さい)」と紹介した。

世界的に、小さい水着=かっこいいという共通認識がありまして、相手に“私はビーチを長くやってて強いんだよ”っていうアピールのために小さくする

ケリー・ウォルシュ選手の水着ですが、ほんとに小さいですね。

写真出典:wikipedia

 

確かにちっさーい!!
筆者は、ロードバイクに乗るのですが、はじめは敬遠してたレーサーパンツも、どんどんピチピチのタイプになってきますから、同じようなことなんでしょうね。

ビーチバレーユニフォームは普通の水着ではない

ビーチバレーのユニフォーム=水着だったのですが、現在では専用品も販売されています。

動いたときのズレやヨレ、砂の付着や生地のべたつき、そして激しい動きに耐え、スムーズな可動で競技に集中できることが必須なのだそうです。

 

ビーチバレーの選手はかわいく、かっこいい

すっごい爽やかさんたちですね!

みんな日焼けしてて、かっこいい!

砂浜で足場が悪いのに、こんなにジャンプするんですね

雄叫びー!! かっこいい

【最後に】

「ビーチバレーユニフォームがどんどん小さくなる理由【画像あり】」

かわいい女子選手だけが注目されていて、日本ではマイナーなスポーツですが、都心でも仮設のコートが作られたりして、観戦がしやすくなってきています。

実際にビーチで遊びでもいいので、ビーチバレーをしたことある人ならわかると思いますが、砂浜でジャンプするって想像以上に難しく飛べないものです。

それを高く、そして何度も行うビーチバレーの選手ってすごいと感心するはずですよ。

機会があれば、観戦してみることをおすすめします。

では、また。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます