メキシコ麻薬王「エル・チャポ」の妻、米空港で逮捕 違法薬物密輸共謀容疑

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AFP=時事

米ニューヨークで、メキシコの元麻薬王ホアキン・グスマン(通称エル・チャポ)受刑者に対する判決が下された後、裁判所から出てきた妻のエマ・コロネル・アイスプロ容疑者(2019年2月12日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

 

 

【AFP=時事】(更新)

 

米当局は22日、同国で終身刑を科され収監されているメキシコの麻薬王、ホアキン・グスマン(Joaquin Guzman、通称エル・チャポ〈El Chapo〉)受刑者の妻をワシントン郊外のダレス国際空港(Dulles International Airport)で逮捕した。米司法省が発表した。

 

 

 

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グスマン受刑者の妻、エマ・コロネル・アイスプロ(Emma Coronel Aispuro)容疑者(31)は同空港に到着したところを拘束された。コカイン、メタンフェタミン、ヘロイン、マリフアナなどの違法薬物の米国への密輸を共謀した疑いがかけられている。  グスマン受刑者は悪名高いメキシコの麻薬組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」の元最高幹部の一人。2019年7月、米ニューヨークの連邦裁判所で終身刑を言い渡されている。  司法省によると、コロネル容疑者はシナロア・カルテルの活動に関与し、グズマン受刑者の2度の脱獄計画を支援したとされる。  米当局はこれまで、コロネル容疑者を逮捕する方針を明らかにしていなかった。

 

【翻訳編集】 AFPBB News