“英国型変異ウイルス”全国で新たに13人
配信
新型コロナウイルスのイギリスで見つかった変異ウイルスが、埼玉県、福島県、滋賀県で新たにあわせて13人確認されました。 厚生労働省と埼玉県によりますと、イギリスで見つかった変異ウイルスが検出されたのは、10歳未満から60代の埼玉県の男女9人、年齢・性別は非公表の福島県の3人、40代の滋賀県の男性のあわせて13人です。 このうち、埼玉県の男女7人は、今月5日にクラスターが公表された県内の児童が通う施設と同じ施設に通う子供の家族です。 また、そのほかの埼玉県の男性2人は、今月9日に公表された同一の施設を利用した職場関係者のクラスターと同じ職場の関係者で、福島県の3人は、このクラスターで9日に公表された福島県の30代男性の濃厚接触者だということです。 また、滋賀県の40代男性は、今月12日に公表された女性の濃厚接触者だということです。 15日に確認された13人は、いずれも海外渡航歴がなく、市中感染の疑いがありますが、厚労省は「いずれも感染のリンクがわかっている例なので、変異株が面的に広がっているとはみていない」としています。 これで国内で確認された変異ウイルスはあわせて128人となります