「感染者数の増え方異常」コロナ対策分科会メンバーが指摘

配信

 

 

 

TBS系(JNN)

 

Copyright(C) Japan News Network. All rights reserved.

 

 

 政府のコロナ対策分科会の委員が、東京や大阪の感染者数が急増していることについて、増え方が異常だと指摘しました。  「疫学的に見るとですね、非常に異常な増え方をしていると。東京、きのう、きょうと、きょうも2000を超えたと報道されていますけれども、ベースラインが1000未満だったものが、10日程度で10日以内に2000のベースラインを越えるっていうのは、ちょっと考えにくい」(新型コロナウイルス対策分科会 押谷 仁 東北大教授)  東北大学の押谷教授は、東京や大阪の感染者数の急増について、不自然な増え方だと指摘。忘年会などのイベントに加え、年末に政治家が死亡したことを受け、いままで検査を受けなかった人が受け始めたことが要因の一つだと考えられるということです。  一方、政府に対して緊急事態宣言を出すよう要請する大阪・兵庫・京都の感染状況について、西村経済再生担当大臣は「予断を許さない状況だと認識した」としたうえで、「緊密に連携し対応していく」と話しました