数日前の日本のニュースの街頭インタヴューで、
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14の病院が”緊急声明” 「通常医療がほぼ停止する」 京都の医療機関が連名で訴え
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関西テレビ
京都の医療体制を巡って、新型コロナウイルス重症患者を受け入れている京都大学附属病院などが『受け入れ態勢がひっ迫している』として、緊急の声明を出しました。 これは、新型コロナウイルスに感染した重症患者を受け入れている、京都府内の14の病院が連名で出した緊急メッセージです。 ひっ迫する医療現場の実情が、訴えられています。 【声明文】 「救急医療など、通常の医療がほとんど停止するような医療崩壊をきたしかねない危機的な状況…」 重症病床を86床確保しているとする京都府に対し、病院側は声明で『重症患者が府内で30人を超えた場合、癌や脳卒中といった、通常の医療のほとんどが停止する状況に陥る』と訴えています。 【京都府立医科大学付属病院・夜久均病院長】 「86床をコロナに全部充てると一般医療はゼロに近くなる。そのバランスが崩れだすのが30床くらい」 「負の方向に傾かないうちに警告を鳴らして、感染者を増えていくのを止めていかないと(医療崩壊は)防げない」 一方、京都府の西脇知事は、確保している重症病床の数は86床とした上で、病院側が指摘する通常医療への影響について、否定はしませんでした。 【京都府・西脇隆俊知事】 「(重症病床)86床という数字は当初から変えていない。他の医療についての影響が出る水準として今の数字が出てきているのであれば、コロナだけを対応するんじゃないという意味では、医療機関の意見は十分尊重する」 医療崩壊を招かないためにも、年末年始に向けて感染の拡大をどこまで抑えられるかが鍵となりそうです。
関西テレビ