ロシアのバレエ団、台湾での12公演全て中止に メンバー8人がコロナ陽性

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中央社フォーカス台湾

ロシアのバレエ団、台湾での12公演全て中止に メンバー8人がコロナ陽性=「udn x瘋活動」のユーチューブチャンネルから

 

 

 

(台北中央社)

 

台湾公演のために訪台したロシアのバレエ団員のうち、8人が新型コロナウイルスに感染していたことが17日までに明らかとなり、予定されていた公演は全て中止を余儀なくされた。 バレエ団は、モスクワを拠点とする「ロシア国立モスクワ・クラシック・バレエ」で、団員はダンサーとマネジャーの計52人。16~20日に台北市の国家戯劇院(シアターホール)、25~27日に南部・高雄市の衛武営国家芸術文化センターで計12回の公演をする予定だった。 一行は先月29日、ロシア、スペイン、日本から合流。入国者を受け入れる宿泊施設で一人一部屋の隔離生活を送っていた。隔離期間が満了した今月14日に自費検査を受けたところ、20~60代の男女4人の陽性が判明した。中央感染症指揮センターはこの結果を受け、ただちに残る48人に再検査を実施。同17日、新たに20~30代の男女4人の感染が発表された。感染者はいずれも無症状だという。再検査で陰性だった44人は在宅隔離の対象となった。 

 

趙静瑜/編集:塚越西穂)