ホンダ、55~58歳の正社員に早期退職制度を再開
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ホンダは、ベテラン社員を対象とする早期退職制度を2021年度に導入する。電動化などに対応する若い技術者との世代交代を促したい考えだ。
対象は55~58歳の正社員で、退職金を上乗せするほか、希望者には再就職先を探す活動をサポートする。
21年度に限って63歳まで受け付ける。募集人数に目標は設けない。
ホンダの定年は65歳で、
早期退職制度を1991年に導入したが、2011年に廃止していた。
自動車業界では次世代車の開発競争が加速しており、求められる技術はベテラン社員の持つエンジン関連などから、ITやデータ分析などに広がっている。
ホンダはベテラン社員の比率が高く、
早期退職制度には「第二の人生」の支援とともに、
人件費を抑制する狙いもある
