「貧困」が、存在する国とは、”国家の恥”です。

 

どんな言い訳をしても、赦されないことです。

 

努力、努力、永遠の努力して、貧困を、撲滅しなくてはなりません。

 

政府と

 

億万長者たちは、

 

何をしているのでしょうか?

 

英語で、

 

”シェイム・オン・ユ―”----『恥ずかしくないのか?』

 

「恥を知れ!」

 

です。

 

今や、世界一に迫る、大金持ちの、

 

イーロン・マスクが、ロサンジェルス(ビヴァーリーヒルズや、ベルエヤー)や

 

シリコン・ヴァレーなどの

 

超・高額なマンション (豪邸)の数々、全てを、

 

売却しておりますが、

 

億万長者さんたちには、

 

それぞれの国々で、「貧困撲滅」に、

 

もっと、彼らの頭脳と援助を、するべきです。

 

 

 

 

 

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「腐ったレタスで命をつないだ」加速する貧困に、あしなが育英会が1人20万円の年越し緊急支援金

配信

 

 

 

BUSINESS INSIDER JAPAN

 

 

 

病気や自死、交通事故、災害などで親を亡くした子どもたちの進学を支援しているあしなが育英会が、コロナ禍での遺児家庭の状況について、会の奨学金を利している高校生、大学生、その保護者ら6250人にインターネットを通じて調査を行った。 

 

 

 

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浮き彫りになったのは、退学を検討し、自死を考えるほどの経済的困窮に陥っている学生や保護者も少ないことだ。 11月30日、会見を開いたあしなが育英会の玉井義臣会長は「かつてないほど厳しい調査結果になった。これからが正念場。とにかく生きて欲しい」と語り、同席した保護者は政府のGo Toトラベルキャンペーンについて、涙を流しながらその意味を問う場面もあった。

 

 

 

 

観光支援より食事すら取れない家庭の支援を

11月30日、あしなが育英会本部で行われた記者会見の様子。中央が玉井会長。

 

 

 

 

あしなが育英会が調査を実施したのは、2020年10月23日から 11月5日にかけて。

 

対象者6250人の内訳は、

高校奨学生が1674人、

大学奨学生が1690人、

保護者が2886人だ。

 

 

今回の調査は同会で過去最大規模だ。 

 

 

 

あしなが育英会では新型コロナの影響で生活が苦しくなった遺児家庭の支援として、

2020年5月に遺児ひとりにつき15万円の緊急給付金を支給している。

 

その後も経済は回復せず、遺児家庭から苦しい声が数多く上がったことが、今回の調査につながったという。 

 

主な結果は以下だ。 

 

高校生:3割が「気分が落ち込む」。3割が家庭の変化(食費、光熱費の節約など)を感じている

 

 大学生:4人に1人が「退学を考えた」。

 

2人に1人が「アルバイト収入が減った」 

 

保護者:3人に1人が「収入減少」。

 

9割が将来の収入に不安。

 

半数近くが「気分が沈む」 

 

保護者の多くは非正規雇用だという。

 

 

会見に出席した女性は涙を流しながら、政府の観光支援策「Go To トラベル」について、 

「あしなが育英会の子どもも親も旅行にいく余裕なんてありません。1日1食取れるかどうかの日もあります。旅行に行ける家庭に税金を使うのではなく、本当に困っている家庭を助けて欲しいです」 と訴えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

特別定額給付金は貯金ではなく生活費に消えた

新型コロナウイルス対策で政府から配られた一律10万円の「特別定額給付金」の使い道(複数回答可)では、7割以上が「生活費」と回答。次が「子どもの学費」で4割を占め、旅行などの遊興費に使用された例はほとんど無かったという。 麻生太郎副総理兼財務相は、特別定額給付金の多くは貯金に回り、景気浮揚効果は限定的だったとする認識を示していたが、政府は貯金に回らない家庭にこそ、目を向けるべきだろう。 保護者から菅内閣への要望としては、「ひとり親世帯への生活支援」「大学・高校の学費無償化」「再度の給付金」などと回答した人が多かった。

 

 

 

 

 

「お腹が空いている」

「最後に頼るものは私の生命保険」

アンケートの自由記述には、その窮状がより色濃く出ていた。以下、その声を紹介する。 高校生の声: 「進学する為のお金をアルバイトで稼げない。家計を助ける事もできなくて、お腹が空いている。たまにはお菓子も食べたい」(2年生・神奈川県) 「就職して母を助けたい。バイトしたいけど、雇ってくれるところがない」(2年生・京都府) 「困っていることが多すぎてヤバイ。パニック発作で死にたくなる」(2年生・茨城県) 大学生の声: 「アルバイトで得られる金額も減り、このままでは退学という道を選ばざるを得ない」(2年生・岡山県) 「アルバイトがないので食費を削っている。土日は寮でご飯もでないため、友人から貰ったカンパンで空腹をごまかしている」(3年生・東京都) 「 現金がなくクレジットカードを使ってお金を前借りしてしまい、翌月、クレジットカードの支払いでまた現金がなくなるというループになっている。服や食べ物が買えず、1日食べない日があったり、少ない服を何度も着回したりしている」(3年生・広島県) 「お金が足りない。内定をもらえたのに4月からの生活費用が用意できないし、引越し費用や引越しの際に必要な家具等を買えない。この大変な状況下で長年の夢だった職業の内定を勝ち取ったのに、このままだと諦めそう」(4年生・愛知県) 保護者の声: 「農家の人から出荷できない野菜を破棄する袋ごともらい、虫だらけ、溶けて腐ったレタスの中から、食べられるわずかな部分を探しながら涙がでた。ガスが止められた時は、震えながら水風呂に入った」 「ハローワークは人で溢れ、求人が少なく、競争率も高い。このまま仕事が見つからなければ、最後に頼るものは私の生命保険。何があっても解約しないで良かったと心底思う。本当にそのくらい厳しい」(40代・青森県) 「 娘は夢に向かって大学受験に挑みたいと言うが、英検を受ける費用や参考書を買うお金もままならない。食費を切り詰めたくても食べ盛りの娘のためできない。親子喧嘩も絶えず、お互いに余裕が無い。『あなたの子どもに生まれてきたのが恨めしい』と言われ、誰にも相談できず、どこかに消えてしまいたいと思った」(40代・東京都)

 

 

 

 

 

経済的支援と心のケアの両輪で「生きて欲しい」

あしなが育英会の玉井義臣会長は今回の調査について「大変重苦しい、かつてない厳しい調査になった」と言う。自死につながりかねない記述が複数見られたことなどから、「これからが正念場。とにかく生きて欲しい」と語った。 そして「年越し緊急支援金」として、全ての奨学生(7612人)に1人につき20万円を支給することを発表。12月中旬には送金する予定だという。 同時に、心のケアが必要な人も多いことから、12月19日から20日にかけて「年越し心のホットライン」と題した保護者向けの緊急電話相談も実施する。 「ニーズのある時にスピード感を持って対応したい。希望を持って正月を過ごして欲しいんです」(玉井会長) あしなが育英会にも決して潤沢な資金があるわけではない。例年、春と秋に実施してきた街頭募金活動は、コロナの感染拡大を避けるため、春に続き秋も断念している。 

 

 

会見に出席した学生らは、学生有志によるクラウドファンディングを紹介し、協力を募った。

 

 

 

 

相談窓口

【電話】よりそいホットライン:フリーダイヤル 0120・279・338

 

いのちの電話:フリーダイヤル 0120・783・556 

 

 

【SNS】こころのほっとチャット:LINE、Twitter、Facebook @kokorohotchat 

 

 

(文・竹下郁子)

 

 

竹下 郁子