37人参加の会食でクラスター、17人が感染

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読売新聞オンライン

 茨城県と水戸市は28日、新型コロナウイルスに66人が感染したと発表した。

 

21日と並んで過去最多

 

つくば市内の会食で17人の感染が判明し、県はクラスター(感染集団)の発生を認定した。  

 

 

感染者の累計は1508人となった。

 

 

17~28日の12日間で、500人超の新規感染者が判明したことになる。

 

県内では3月17日に最初の感染者が見つかり、1000人を超えたのは8か月後の11月17日だった。  

 

県が28日に発表した61人のうち、感染経路不明者は25人で4割に達した。  

 

県発表で感染経路が判明している36人では、

つくば市や土浦市などに住む30歳代~60歳代の男女9人は、11月中旬につくば市内で開かれた会食に参加していた。

この会食ではすでに8人の感染が確認されている。

参加者は37人に上るという。

県はクラスターが発生したとしている。  

 

 

 

県内の障害者向け短期入居施設では、利用者の20歳代女性の感染が判明した。

この施設では3人目。

土浦市内の障害者福祉施設を利用する訓練生の男性(21日発表)と濃厚接触していた。  

土浦市の事業所関連では、取手市に住む50歳代の会社員男性が感染した。

同事業所関連では19人目。  

 

 

水戸市の発表では、新たに市内に住む5人の感染が確認された。

同市で5人以上となるのは9月6日以来。

無職の70歳代男性と60歳代女性は、40歳代パート女性(26日に県発表)の両親。

同市の男児と女児は、この女性の長男と長女で、市内の公立小学校に通っている。