アイルランドでは、
パンは小麦粉の重量の2%を超える砂糖や脂肪などを含んではならないとされる。
日本の食パンは、何と、6%。
菓子パンは、25%も。
表2 主要パンの基本配合(小麦粉を100とした場合) |
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※配合は分かりやすいように単純化しています。 |
https://sugar.alic.go.jp/japan/shiten/shiten0910a.htm
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ちなみに私は、(おいしい本物の)バゲットしか、
買いませんが、
バゲットは、フランスパンは、お砂糖は使っておりません。
時に、ドイツ風のライ麦パンも大好きです。
真っ黒い、パンパ二コ(ケ)ルのベーグルも好きですが、
ベーグルは、お砂糖を使っています。
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サブウェイのサンドイッチは,
砂糖使い過ぎで、
通常のパンではない
アイルランド最高裁
配信
サンドイッチの米サブウェイで使われているロールパンは、
糖分が多過ぎるためパンとは認められない――。
アイルランド最高裁がこのほど、そんな判決を出した。
この判断は、
アイルランド国内でサブウェイのフランチャイズを展開するブックファインダーズ社が、
店で使っているロールパンは付加価値税を課されるべきではないと訴えた裁判の中で示された。
最高裁は9月29日、
サブウェイで提供しているパンについて、
その糖分レベルから、
付加価値税がゼロになる「主要産品」に分類することはできないとした。
■サブウェイ側は反発
アイルランドの付加価値税法(1972年成立)では、
パンは小麦粉の重量の2%を超える砂糖や脂肪などを含んではならないとされる。
最高裁の5人の裁判官は、サブウェイで提供される白パンと全粒粉パンは両方とも、小麦粉の重量の10%近い砂糖を含んでいると結論付けた。 判決を受け、サブウェイのパンには13.5%の付加価値税が課される。 この判決に対しサブウェイの広報は、「サブウェイのパンは、もちろんパンだ」と反発した。 「私たちは30年以上にわたって店で新鮮なパンを焼いてきた。お客さんは、香りも味も良いパンを使ったサンドイッチを求めて、毎日来店している」 ■上訴を重ねる この裁判は、2006年にアイルランドの税務当局が、ブックファインダーズ社の付加価値税還付(2004~2005年分)の求めを拒んだことに起因している。 同社は不服を申し立てたが聞き入れられず、裁判所に提訴。しかし高裁と、その後の控訴裁でも敗訴していた。 サブウェイのパンが問題になったのは、これが初めてではない。サブウェイは2014年、「ヨガマット」化学物質としても知られるアゾジカルボンアミドをパンに使うのをやめると発表した。 アゾジカルボンアミドは、小麦粉を白くし、パン生地の質を上げるために使われる。また、ヨガマットやカーペットの下敷きなど、ビニール発泡体を使った製品を作るときにも利用される。 サブウェイはこの化学物質の使用をやめて6年になるが、米食品医薬品局(FDA)はアゾジカルボンアミドの使用を許可し続けている。 (英語記事 Subway bread rolls not bread, Irish court rules)
(c) BBC News
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f43db6be7c6a4f888a1797a5ade76571ab457fc