大谷 メジャー初サヨナラ打!延長11回、4時間27分死闘にケリ「うれしい」

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<エンゼルス・アストロズ>延長11回、サヨナラ打を放ったエンゼルス・大谷(AP)

 

 

 

 ◇ア・リーグ エンゼルス6―5アストロズ(2020年9月4日 アナハイム)  

 

4時間27分の熱戦。

 

最後の最後に「SHOTIME」が待っていた。

 

タイブレークの延長11回1死二塁。

 

エンゼルス・大谷は左腕レイリーのスライダーを捉え、右前へ。

 

「自分のスイングをするだけと思っていた。うれしいです」。

 

メジャーでは初のサヨナラ打に頬を緩ませた。  

 

コロナ禍でハイタッチが禁止されているシーズンとあり、

ナインの祝福は控えめ。

 

「あんまり皆くっつかないように、という感じでやっているので。普通のシーズンで打ってみたかった」。チームを2連勝に導き、今季初めてのヒーローインタビューも受けたが、ちょっぴり残念そうな表情ものぞかせた。  

 

 

打者に専念する中で打率1割台と調子は上がらない。

 

「4番・DH」で起用されたこの日も、5打席目まで無安打。ただ、一ゴロを放った9回の打席に手応えがあった。「(最後の)前の打席から感じが良かった。まず立ち方が、投手がよりクリアに見えていたし、距離感の詰め方も良かった」。詳細は語らなかったが、構えた時の感覚を重視するだけに好材料。

 

 

ジョー・マドン監督は「戦い続ける彼を称賛する」と、もがきながらも結果を出した4番を称えた。  

 

先月末から一塁と外野の守備練習にも取り組んでいる大谷は「守れれば(起用の)幅が広がる」と守備デビューにも意欲を見せた。「(打撃は)明日また継続して、どういうふうに見えるのかが一番大事」。

 

今季苦手とする左投手を攻略した殊勲の一打。これを復調のきっかけにすべく、試行錯誤を続ける。(笹田幸嗣通信員)  

 

 

《青木以来10人目》○…大谷のサヨナラ打は日本ハム時代も含めると3度目となった。15年8月8日の楽天戦では延長10回に二塁打。16年10月25日の広島との日本シリーズ第3戦では延長10回2死二塁、大瀬良から右前打。チームはこの勝利から4連勝し日本一に輝いた。また、

大リーグでの日本選手のサヨナラ打は

14年7月24日のロイヤルズ・青木宣親(現ヤクルト)以来10人目(27度目)で、

失策や四死球を含めると30度目。

松井秀喜が最多7本のサヨナラ打を放っている。

 

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