経済よりなによりも、

 

”少子化”が、

 

 

国を亡ぼす「最大の原因」

 

です。

 

国の人口というものは、

 

絶対に、減らしてはいけません。

 

「神の至上命令です」

 

 

 

一般論は、金額に関しては、

 

状況、

 

長さ、

 

それぞれの家庭の経済状況、

 

夫婦の仕事との関係と、

 

有給なのかどうか?

 

あまりにも、それぞれ、状況が違いすぎますので、

 

言いにくいですが、

 

まず、

 

1) 保険のあるなしにかかわらず、

 

最低限度、治療費、医療費関連は、120%、国が払うべきです。

 

2) 仕事をしている(していた、今後も、する???)

 

など、色々、状況・環境・転職、などなど、

 

一般論は、不可能ですが、

 

もし、有給でなく

 

生活が困窮していたら、

 

国が、200%、払うべきです。

 

3) 出産後も、赤ちゃんの費用は、120%無償であるべきです。

 

 

 

子供は、増えるごとに、家庭に、国から、リーズナブルな、援助をするべきであり、

 

日本の全自動の教育費は、大学院・ビジネススクール、専門学校、

 

卒業まで、120%、無償にするべきです。

 

 

国は、人材です。

 

人材は、教育レヴェルと、教育環境によって、影響されます。

 

 

 

 

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相次ぐ流産、3度目の胎児は無頭蓋症で…「最後の精子」で挑んだ二人に訪れた“結末”

配信

 

 

 

 

読売新聞(ヨミドクター)

 

 

 

 

 

いつか赤ちゃんに会いたいあなたへ

 「今年の夏は特別な夏」という、まるで何かのキャッチコピーのような夏休みが、早いものでもう終わろうとしています。新型コロナの影響で小・中学校は短い夏休みだったうえに、遠出もできなかった方も多かったようです。わが家も帰省できずじまいでした。良くも悪くも記憶に残る夏になったわけですが、そんな中、うれしいお話も伺いましたので紹介します。

27歳で結婚 すぐに不妊治療

イメージ

 Sさんは、長い不妊治療の末に念願の子供を授かり、出産に至りました。  結婚したのは27歳。早く子供が欲しくて、結婚後すぐに不妊治療を始めました。その後、仕事と治療との両立が難しくなり、ほどなく退職したそうです。とはいえ治療にはお金がかかるため、事務のパートを始めて、治療しながら頑張っていたところ、念願の妊娠! しかし、その喜びも一転、流産をしてしまいました。Sさんのショックは大きく、精神的にも肉体的にもダメージを受けてしまい、パートも辞めて治療に専念したそうです。

骨髄移植を受け、精子がない夫

 Sさんは結婚が遅かったわけではありません。すぐに治療を始めたのには、理由がありました。  「実は主人が骨髄の病気になって骨髄移植をしたため、移植後は精子がない状態になってしまったんです。私たちが子供を持つためには、初めから不妊治療という選択肢しかありませんでした」。幸い旦那様には、骨髄移植前に凍結しておいた3本分の精子があり、それを使っての顕微授精(体外受精の一種で、顕微鏡下で卵子に1匹の精子を注入し、受精させてから女性の子宮に移植する治療方法)にチャレンジすることになりました。

凍結精子で顕微授精 妊娠しても流産

 1回目の顕微授精で1本分の凍結精子を使い、幸い三つの受精卵ができたそうです。そのうち一つをSさんの子宮に戻し、残りの二つの受精卵は次回の治療のために凍結。ドキドキしながら初めての妊娠判定を待ったところ、念願の陽性反応が出て、Sさん夫妻は大変喜んだそうです。しかし、残念ながらこの時の妊娠は、ごく初期の流産に終わってしまいました。その後、ホルモン補充周期(採卵はせず、ホルモンを整えて受精卵移植だけを行う方法)で、残りの二つの受精卵を使って妊娠にチャレンジ。しかし、またもや今度は8週で流産、もう一つの受精卵は、子宮に移植する前に残念ながらダメになってしまいました。  このように、妊娠反応が出た後に流産に終わってしまった時の悲しみは、言葉に言い表せないほど大きいものです。ごく初期の流産でも相当つらいうえに身体的な負担は大きく、女性にとって大きなダメージとなります。Sさんも心身ともに不安定な日々が続いてしまい、次第に夫婦の関係性にもひずみが出てきてしまったそうです。しかし、どうしても子供が欲しいと頑張って治療を続け、2本目の凍結精子を使っての治療に挑みました。

 

 

 

 

 

13週で頭の骨の異常発覚 泣く泣く流産処置

 これまでに2回の流産をしていることから、「もしかしたら不育症かもしれない」という疑いも出てきて、この時は不育症の検査も行ったうえで流産防止の対応なども行いながらの治療となりました。  そして、Sさんはこの治療で、再度妊娠することができました! Sさん夫妻の喜びは大きく、これまでの流産の悲しみを乗り越えて、今度こそやっとかわいい我が子に会えますようにと心から願ったそうです。特に、前回流産してしまった8週が近づいてきたときには、不育症の疑いもあいまって気が気でなく、「どうか無事にすごせますように」と祈るように毎日を過ごしていました。8週が過ぎ9週、10週と、1週間という時間が経つのがとてつもなく長く感じました。11週、12週まで来た時、やっと「もう大丈夫」と希望を持つことができ、 安堵(あんど)できたといいます。  しかし、あろうことか妊娠13週の時、Sさんは病院の診察で「頭の骨がきちんとできていない、無頭蓋症」と診断されてしまいました。  「言葉がわからないというか、先生の言葉が頭の中に入ってこず、わけがわからなくなり、頭が真っ白になった」そうです。そこから先のことをよく覚えていないといいます。数々の困難にも負けず、ただ二人の子供を抱きたいという強い思いだけでここまで頑張ってきたSさん夫妻に、これでもかというほどのあまりにも悲しい試練です。この症状の場合、死産か、生まれてもすぐに亡くなる場合が多いと言われ、結局どうすることもできず、Sさんは泣く泣く流産の処置をしました。不妊治療の日々を振り返ってみて、この時が最もつらく悲しい出来事だった、とSさんは語ってくれました。

 

 

 

最後の1本の凍結精子にかけてチャレンジ

読売新聞社

 子供をあきらめることも視野に入れて、ご夫婦は話し合いもしたそうです。けれど、どうしてもあきらめることができず、残っている最後の1本の凍結精子を使って治療を行うことになりました。  その際、医師からのアドバイスで、溶かした精子の残りを五つに分けてまた再凍結してもらったそうです。そこで、また治療ができるチャンスが増えることになりました

 

 

 

 

 

 

2人の妊娠・出産に成功

 五つに分けた凍結精子を使った治療のうち、1回目の結果は残念ながら陰性、しかし2回目の不妊治療で陽性が出ました。そして、今度はようやく、無事に出産の日を迎えることができ、第1子を授かることができました! 今振り返っても奇跡のようだったといいます。その後、残りの精子をすべて使い切って治療が終わるかと思っていたら、最後の1本で、また奇跡の妊娠・出産となり、Sさん夫妻は2人のかわいい子供に恵まれることができたそうです。  妊娠は本当に奇跡であると思わざるをえません。

夫婦げんかは数え切れないほど

 Sさんは治療の日々を振り返って、しみじみ語ってくれました。  「夫婦げんかは数えきれないほどしてしまいました。また私は、夫に対してひどいことを言ってしまったことも何度もあります。言ってはいけないとわかっていても、どうしても、夫のせいで子供ができない、私がこんなに苦労をしている、と思ってしまうし口にだしてしまって……。夫が悪いわけではないことはわかっているけど、ほかに気持ちの持っていきどころがなかったし、私もつらかったから……」と、やりきれない思いをぶつけてしまったことを悔いているそうです。  「何回も泣きましたし、やめようと思いました。が、やめられませんでした。よく、やめようと思っていて授かったと聞きますが、私ももう次でやめようと思っていて、授かれました。もし、授かっていなかったら、あきらめ切れずに何らかの形で続けていたと思います」

子供は天からの授かりもの

 2人のお子さんはすくすく育ってくれていて、それが何よりも幸せだとのこと。念願の子育ても苦労しながらも楽しんでいるそうです。  よく「子供は天からの授かりもの」だといいます。私も、これまで様々なケースを見聞きしてきましたが、Sさんのお話からもそれを実感せずにはいられませんでした。不妊治療は万能な治療ではなく、すべての人が子供を授かれるわけではありません。けれどSさんのように、治療の手助けがあったからこそ授かれた命もあります。この治療が、これからも一人でも多くの悩めるカップルにとって福音となることを願うばかりです。

松本亜樹子(まつもと あきこ)

松本亜樹子

 NPO法人Fine理事長/国際コーチ連盟認定プロフェッショナルサーティファイドコーチ  長崎市生まれ。不妊経験をきっかけとしてNPO法人Fine(~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~)を立ち上げ、不妊の環境向上等の自助活動を行なっている。自身は法人の事業に従事しながら、人材育成トレーナー(米国Gallup社認定ストレングス・コーチ、アンガーマネジメントコンサルタント等)、研修講師として活動している。著書に『不妊治療のやめどき』(WAVE出版)など。 Official site:http://coacham.biz/