富士山に巨大な「吊るし雲」が発生
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今日5日(日)の朝、富士山の周辺では巨大な「吊るし雲」が発生しました。これは、太平洋側にある梅雨前線の北上に伴って吹いている強風の影響で発生したと考えられます。
吊るし雲ってどんな雲?
これは高い山の風下に浮かぶ、いわゆる「レンズ雲」殿呼ばれる雲の一種です。 吊るし雲は、高い山の風下に現れる雲で、上空の風に乗って流れる普通の雲と違い、いちど出現すると場所がほとんど動かず、「吊されて」いるように見えるので「吊るし雲」と呼ばれています。 ・「上空の風が強い」 ・「湿った空気が存在する」 という状況の時に発生しやすく、天気が崩れる前触れとも言われています。 今日は南岸の梅雨前線の北上に伴って現在、河口湖の上空3㎞周辺では風速20km程度の強い南西風が吹いています。 現在は梅雨前線の影響で静岡県の一部で雨が降っています。梅雨前線の北上に伴って雨のエリアはこの後さらに北に広がる見込みです。一時的な強雨にも注意してください。
ウェザーニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/750aaafa111010d5f7a3667e754f4049db5d5cb3