100万人超申込のトランプ集会、ふたを開ければ空席だらけ 集団で妨害か

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ロイター

 

 20日、米オクラホマ州で数カ月ぶりに行われたトランプ米大統領の政治集会は、空席が目立った。当初、100万人以上の参加申し込みが集まったと伝えられたが、ふたを開けてみると参加したのは6200人(地元消防局発表)。なぜこのようなことが起きたのか。  数カ月ぶりに行われたトランプ米大統領の政治集会は、空席が目立った。これは自分たちの仕業だと主張する人たちがいる。動画共有アプリ「TikTok」の一部利用者が、オクラホマ州で20日行われたトランプ氏の集会に参加するつもりがないのに、オンライン上で参加登録を行ったと主張している。  また米NYタイムズ紙によると、K-POPファンも同様の妨害行為を呼びかけたという。  トランプ陣営の責任者ブラッド・パースケール氏は、この集会に対し100万件以上の参加希望があったと述べた。ところが1万9000人収容の会場には空席が目立った。地元消防局によると、参加者は6200人だったという。  20日夜、反トランプ派はこれを作戦成功と称賛した。パースケール氏がツイッターで、メディアと会場周辺のデモ隊を批判したのに対し、民主党のオカシオ・コルテス下院議員は「TikTokのティーンエイジャーの勝ちだね」と投稿した。  またトランプ氏に批判的な共和党の元戦略担当シュミット氏は「16歳になる私の娘と友達は、何百枚分もの入場券を申請したよ。ティーンエイジャーに弄ばれているね」とツイートした。  一方トランプ陣営は集会への入場は先着順で、実際にチケットは発行していないと説明。トランプ陣営はロイターに声明を寄せ、「左派はいつも自分たちの方が賢いと信じ込んでいるが、集会へのオンライン登録は、携帯電話番号を伝えて参加の意思を示したに過ぎない。だが彼らが連絡先を教えてくれたことに感謝する」とコメントした。

 

 

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