ユニリーバ、本社ロンドンに オランダへの集約変更
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【ロンドン時事】
英・オランダ系の日用品・食品大手ユニリーバは11日、ロンドンとオランダ・ロッテルダムにある本社をロンドンに一本化する計画を発表した。
2年前はロッテルダムへの集約を目指したが、株主の反対を受け方針を変更した。
1月に欧州連合(EU)を離脱した英国は、企業の国外流出に神経をとがらせている。シャーマ民間企業相はツイッターへの投稿で、ユニリーバの発表を「英国に対する紛れもない信任投票だ」と歓迎。
一方、EU加盟国オランダのウィーベス経済・気候政策相は、同社の判断を「残念に思う」と述べた。
シャンプー、せっけんの「ラックス」
「ダヴ」や
紅茶「リプトン」
などのブランドを展開するユニリーバは、
英国とオランダの企業が1930年に合併して発足。
90年間にわたり2本社の体制を維持してきたが、組織を簡素化してコーポレートガバナンス(企業統治)強化などに取り組む
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec270e04a7127ca667f00b3ad41c65e12000ff12