東京都で26人が感染 うち12人は同じ店のホスト
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「東京アラート」の発動を受けて警戒を呼びかける赤色にライトアップされた東京都庁=2020年6月2日午後11時33分、東京都新宿区、長島一浩撮影
東京都は6日、新型コロナウイルスの感染者26人を新たに確認し、70代と80代の男性計2人が死亡したと発表した。1日あたりの感染者が2桁となるのは6日連続。都内の感染者は累計で5369人、死者は計311人となった。 都によると、感染者26人のうち現時点で感染経路が不明な人は10人という。年代別では20代が12人と最も多く、30代が7人、40代が3人と続く。また、男性が22人を占めた。
接待を伴う飲食店などで感染したとみられる「夜の街」関連は16人。
同じ店のホスト12人を含んでいるという。
この店は新宿エリアにあり、従業員に感染が疑われる症状が出て以降、無症状の従業員もあわせて積極的に検査しており、客にも連絡をとっているという。
都は2日に、感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」を出している。6日時点のアラートの主な3指標の数値は(1)1日あたりの感染者数(1週間平均)が20人以上=19・7人、(2)感染経路が不明な人の割合(同)が50%以上=45・7%、(3)週単位の感染者数の増加率が1倍以上=1・47倍で、(3)が超えている。
5月31日~6月6日の1週間の感染者138人のうち、「夜の街」に関連した感染者は56人で4割を占めるという。
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed321f90e41e2ecdd78a066bb304f11099a20028