ブラジルの天才スケボー少年11歳、世界初の大技に成功

5/13(水) 16:32配信

ロイター

 

ブラジルの11歳の天才スケートボード少年、Gui Khury君が、バーチカルランプで1080度のターンを決める大技「1080°(テン・エイティ)」に世界で初めて成功した。 空中で3回のフルスピンをして、見事に着地した。
 Gui 君は「大きな大会で(1080で)着地できれば、勝てるかもしれない。決勝に行けるかもしれない」とコメント。 父親のRicardo Khury Filhoさんは 「(息子は)これまでは学校が生活の多くを占めていて、沢山練習する時間はなかった。帰宅すると疲れていた。しかし今では自宅で過ごす時間が増え、食事もよくなった。練習時間が増えてより集中できるようになった」と語った。
 ロックダウン中にもスケボーが練習できるようにと、家族が練習用コースを作ったという。学校閉鎖は、Gui君にとってはスキルを完璧にするための時間を増やす機会となったようだ。
 この技はスケボー界では至高の目標とされる。トニー・ホークは1999年に史上初の「900」成功を成し遂げた。キャリアの中で最も重要な瞬間だったと述べている。

 

 

 

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