パリSGが久保建英獲得へ30億円用意、レアル復帰やRソシエダード期限付き移籍も

5/3(日) 6:00配信

スポーツ報知

 

 

 スペイン1部Rマドリードから同マジョルカに期限付き移籍している日本代表MF久保建英(18)の来季去就を巡り、同国メディア「デフェンサ・セントラル」は1日、フランス1部の強豪パリSGが久保の獲得に向け、2000万~2500万ユーロ(約23億~30億円)を準備していると報じた。また、スペイン1部Rソシエダードへの期限付き移籍やRマドリード復帰の可能性も各紙で報じられており、18歳の去就に欧州全体から注目が集まっている。

 3年連続9度の優勝を誇るフランスの強豪パリSGが、久保獲得に向け、最大30億円の準備を進めているという。Rマドリードの情報を中心に扱うスペインメディア「デフェンサ・セントラル」が伝えた。

 パリSGは、当時F東京に所属していた久保が欧州挑戦可能な18歳になった昨夏も獲得レースに参戦。Rマドリードに敗れる形となったが、同メディアによると久保への興味は継続しているとみられる。しかし、同メディアはRマドリード側が久保の売却を阻止する構えだとし「クラブは日本の優れた才能を手放す意味はないと考えている。国内への期限付き移籍の可能性が高い」と伝えている。

 来季もRマドリードと契約を残したまま期限付き移籍となる場合、同国1部Rソシエダードが有力候補として挙げられている。同国メディア「ムンド・デポルティポ」は1日までに、今季RマドリードからRソシエダードに期限付き移籍しているノルウェー代表MFウーデゴールのRマドリード復帰が検討されており、ウーデゴールに代わって久保がRソシエダード入りする形が有力だと伝えている。Rソシエダードは今季4位と躍進しており、新型コロナウイルス感染拡大により中断中のリーグ再開後の成績次第では、上位4チームに与えられる欧州CL出場を獲得できる状況にある。

 同紙によるとジダン監督は久保の能力を高く評価しており、Rマドリード復帰の可能性も残されているが、3人が上限のEU圏外枠や厚い選手層を考慮すると、期限付き移籍が一般的だと指摘している。その才能を羽ばたかせる場がどのクラブになるのか、注目が集まっている。

報知新聞社

 

 

 

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