国内感染者1万人超える 9日で倍増、歯止めかからず 新型コロナ
4/18(土) 16:19配信
国内で確認された新型コロナウイルス感染者は18日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を除き累計で1万人を超えた。
感染者が5000人を超えたのは国内初確認から約3カ月後の今月9日だったが、その後の9日間で倍増した。7日に緊急事態宣言が発令されてから10日以上たったが、増加ペースに歯止めがかからない状況が続く。
18日は全国で550人以上の感染が確認された。東京都内では新たに181人が陽性となり、約7割の124人は感染経路が不明。累計感染者は2975人となった。
都内で5人、北海道と千葉県で各2人が死亡したほか、富山、福岡など各県で計7人の死亡が判明。クルーズ乗船者を含めた死者は236人となった。
累計感染者は東京都が最多で、次いで大阪府1163人、神奈川県755人、千葉県669人の順。「特定警戒」の13都道府県に集中しており、都市部では特に、感染経路がたどれない人の割合が増加傾向にある。
2月末に独自の緊急事態宣言を出した北海道では、1日当たりの感染者数はいったん減少したものの、18日に過去最多の38人が確認されるなど再び急増。うち13人は国立病院機構北海道がんセンターの入院患者らで、同センターの院内感染者は計30人となった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200418-00000057-jij-soci