NYの新規入院数 最少の53人に

 
 
 
 
 
新型コロナウイルス感染拡大の中心地となっているアメリカ・ニューヨークで、新たに入院した人の数がこれまでで最も少なくなったことがわかりました。

ニューヨークのクオモ州知事は12日、州内で前の日に亡くなった人は758人で、感染により亡くなった人は9385人に達したと明らかにしました。

一方、多いときは連日1000人以上増えていた1日の入院患者数について、前の日は53人にとどまったと発表しました。知事は「これは統計を取り始めてから最も少ない数字だ」と述べ、今後の感染者や死者の減少に期待を示しました。

ただ、外出制限を解除して経済を再開させる時期については「まだ見通せない」として、あらゆるデータの推移と専門家の意見を踏まえて、近隣の州とも連携しながら判断していくとの意向を改めて示しています。