人々に寄り添うセレブ、世間知らずのセレブ 新型コロナはリトマス紙

4/6(月) 16:51配信

ロイター

 

新型ウイルスの感染拡大により、一般人へメッセージや励ましの声を、ソーシャルメディアなどで直接伝えるセレブが増えている。だが、どれもが世間から称賛されているわけではない。

多くの人々を励ますはずだった――。
ジョン・レノンの「イマジン」を歌うイスラエル出身の女優ガル・ガドットさんと、友人のセレブたち。だが、その試みは失敗に。


現実が分かっていないと、ソーシャル・メディアで多くの人から批判された。

 

 


ガドットさんだけではない。

 

 

 

マドンナは動画で、新型ウイルスの感染拡大について「ウイルスはすべてに平等」とコメントし炎上。動画を削除した。

 


世界で感染が拡大する中、かつてない方法で、有名人と一般人の距離は近づいている。

 


米俳優マット・デイモンさん
「ある映画(「コンテイジョン」)で私は、世界で感染が拡大した架空のウイルスに免疫のある男を演じた」
しかし、1つ問題がある。芸能記者のスコット・フーバー氏によると、セレブはその裁量に任されているが、そのメッセージがいつも人々に気に入ってもらえるとは限らないという。

 


「セレブはしばらくの間、自分の意見や伝えたいことを、従来のメディアを通さず、SNS

でファンに直接届け、受け手ともども楽しんでいた。

 

 


だがコロナ危機のいま、セレブは自分たちのメッセージをよくよく考えた上で、表現・伝達しているとは限らないことが分かった。

 


自分のメッセージが的外れで、不快なものと受け取られないよう、マネージャーや広報担当者らを通じ、既存メディアを使ってメッセージを耳障りの良いものに調整することができなくなっている」

 

 


いまや何百万もの人々が失業保険を申請し、病院や食料品店で働く人がリスクに直面している。こんな世界で、セレブに「私たちは一緒だ」と言われても、一般人には響かない。
だが、すべてのセレブが批判されているわけではない。

 

 

 


米人気歌手テイラー・スウィフトさんやアリアナ・グランデさんは、

 

悲惨な状況に直面しているファンへ、黙って数千ドルを支援。

 

リアーナさんとジェイ・Zさんは不法就労者や、医療従事者の子ども、ホームレスらを支援するために200万ドルを寄付した。

 


たぶん、ウイルスに最も縁がなさそうなセレブのブリトニー・スピアーズさんも前週、

富の再分配と労働者の相互支援を求めるメッセージを再び投稿した。

 

 

 

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00010008-reutv-ent

 

 

 

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ピンクが新型コロナウイルス感染

 
 
 
ピンクが3歳の息子ジェイムソン君と共に新型コロナウイルスに感染した。自身は喘息持ちであるが、子供は大丈夫と思っていたところ、息子の方が症状がひどく、感染から3週間経過した今も熱が続いているという。そんな中、ピンクは新型コロナ対策支援に100万ドルを寄付している。

(アフロ)