四日市市の50代男性が新型コロナ感染 一度は陰性になるも再検査で陽性

 
 
 
三重県四日市市内に住む50代の男性会社員が18日、新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 県内の感染者はこれで9人となります。

 四日市市によりますと、男性は12日に38度の発熱症状があり、その後解熱と発熱を繰り返し、16日に37.5度の発熱とのどの痛みが出たことから、帰国者・接触者外来を受診し検査を受け一度は陰性反応が出たということです。

 しかし18日、男性の主治医の指示で再び受診し検査を行った結果、午後6時ごろ陽性反応が出たことがわかりました。

 発症後は自宅待機をして医療機関への受診以外の外出はないということですが、肺炎を発症し、現在は県内の医療機関への入院に向けて調整中です。

 なお、男性は東京都から感染の報告があった患者と6日と7日に接触していたことがわかっています。

 また、男性が共に暮らしている家族2人が濃厚接触していて検査に向けた準備が進められているほか、男性は発症の直前まで勤務先に出勤していたことから、会社の従業員の中に濃厚接触者がいないかなど調査を進めているということです。

 森市長は「不安を払拭(ふっしょく)できるよう情報発信に努め感染拡大防止に取り組んでいきたい」と話しています。