感染経路不明の2人 新潟市の体育館を利用(新潟県)

 
 
 
 
 
 
 
 新型コロナウイルスの感染者の内、これまで他の感染者と濃厚接触がみられなかった2人が、2月下旬に新潟市内の体育館を2回利用していたことが新たにわかった。

 新潟市は13日の会見で、3月10日に感染が確認された医療機器メーカーニプロに勤める30代男性の行動歴を明らかにした。
 

 新潟市によるとこの男性と12日に感染が確認された東区に住む30代の女性は、新潟市内の体育館を2回利用していたという。
 

 2人は3月3日、東総合スポーツセンターを利用していたことがすでに分かっている。
 
 

 新潟市はこの時間に施設を利用して症状がある人は、帰国者・接触者相談センターに連絡してほしいと呼び掛けている。
 

 一方でこの2人は、県内で判明している他の12人の感染者との濃厚接触がみられていない。
 
 

 この点について新潟市は「いまの時点ではつながりがとらえられないが、今後たどっていくとどこかで接触している可能性がないとはいえない」と説明している