西宮市内の男性介護施設職員の感染確認 複数感染の伊丹の施設近くで勤務
3/10(火) 19:55配信
兵庫県西宮市は１０日夜、市内に住む４０代の介護施設職員の男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。複数の感染者が確認された同県伊丹市の介護施設「グリーンアルス伊丹」（伊丹市西野３）の近くにあり、同じ法人が運営する介護施設（同市）で働いていたという。
【写真】新型コロナウイルスの感染者が出た「グリーンアルス伊丹」
西宮市によると、男性は５日まで施設で働き、６日に３８度台の発熱などを訴えた。７日に熱が３６度台まで下がったため出勤し、８日から３８度台の熱が出た後、９日にせきや頭痛などの症状が悪化して救急搬送され、１０日に感染が判明して入院中。発熱などを訴えているが、重症ではないという。
グリーンアルス伊丹を巡っては、デイサービス利用者で西宮市内の医療機関に救急搬送された８０代女性＝伊丹市＝の感染が７日に判明。８日に８０代の夫の感染も確認された。１０日には、同県尼崎市が同施設で働く５０代の男性介護士＝尼崎市、利用者の８０代男性＝伊丹市＝の感染を発表した。
西宮市が発表した感染者は、市民４人と、同施設を使った８０代女性の計５人となった。
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